映画「最高の人生の見つけ方」、「棺おけリスト」(バケットリスト bucket list)とは。
このブログでは、すでに
映画「最高の人生の見つけ方 [Blu-ray]」(アマゾン)
について取り上げています。
《「人生やり残しリスト」をしるす訳。》
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという
二人の名優が共演した映画です。
この映画の原題は、「The Bucket List」。
http://thebucketlist.warnerbros.com/
日本
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/
ジャック・ニコルソン演じるのは、大手健康保険会社CEOで
大金持ちのエドワード・ニコール。
末期癌と告知され、自分の経営する病院に入院。
経費を削減するため、同じくガンを患い余命半年の
モーガン・フリーマン演じる
カーター・チェンバースと同室になります。
カーターは、若い頃、大学に進学したものの、
妻の妊娠で退学し、その後は、ずっと、
車の修理工として働いてきました。
医師から余命の告知を受けた後、大学時代、
恩師の哲学教授から教えられた、
「バケットリスト」(棺おけリスト)のことを思い出します。
それは、人生でやり遂げたいことを書きとめていくリストのこと。
カーターの「バケットリスト」を知った、エドワードは、
そのアイデアを気に入り、所有するジェット機で、
リストを実行しようとエジプト、インド、ヒマラヤ、香港と
世界各地に出かけ、さらにスカイダイビング、
レーシングカーの運転を行うのです。
《最高の人生の見つけ方 [DVD] 》(アマゾン)
来日した時に、ジャック・ニコルソンが答えた
自らの「バケットリスト」について。
《★ジャック・ニコルソン劇場公開時来日会見レポート》
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/news/news.html
《会場には、バケットリスト(棺桶リスト)にあなたならどんなことを書くか、
という質問をしようとしている方が何人かいると思うけれど、
聞かれる前に答えてしまうと、私はバケットリストについて
考えたことはあるけれど、リストを作ったことはないんだ。》
《でももう一度だけ大きなロマンスを経験したいね(笑)。
例えば中東問題の解決とか、リストに載せたい政治的な希望は
沢山あるけれど、私がコントロールできることではないし、
それよりも子供がちゃんと卒業できるようにとか、
具体的なことを私はリストに載せると思うよ。》
「バケットリスト」について。
「bucket list」は、「kick the bucket」という表現から。
これは、「死ぬ」という意味です。
下のサイトによれば、もともとは、首をつって自殺する人が、
最後にバケツを蹴って…というところから出てきた表現のようです。
http://www.phrases.org.uk/meanings/218800.html
この映画の公開後、この「バケットリスト」は、
アメリカでも一般的な言葉になったよう。
2010年7月19日には、
クリントン元大統領も「バケットリスト」について語っています。
万年雪が溶ける前にキリマンジャロに登りたいかー。
《What does Bill Clinton want to do before he dies?》
http://news.yahoo.com/s/yblog_upshot/20100719/pl_yblog_upshot/what-does-bill-clinton-want-to-do-before-he-dies
日本だと「死ぬまでに見ておきたい映画100」という表現が使われたりしますが、
アメリカだと、この「バケットリスト」という表現も使うよう。
《100 Movies to See Before You Die:
The Modern Classics》
http://movies.yahoo.com/feature/100-movies-to-see-before-you-die-modern-classics.html
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も映画バケットリストの中に入りますね。 ★「最高の人生の見つけ方」のレビュー★
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