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全力で今を楽しめ (「carpe diemカルペ・ディエム」, seize the day)。東北地方太平洋沖地震を体験して。

今回の東日本大震災で思い出した言葉が、「今を楽しめ」。

ラテン語の語句でCarpe diem。
英語では、seize the day。
日本語では上の他に、
「この日をつかめ」もしくは、
「きょうを楽しめ」とも訳されています。

享楽的な生き方を
意味する語句としても使われますが、
「その日その日を精一杯生きる」という
前向きな言葉としても使われています。

もともとは、紀元前1世紀、古代ローマの
詩人ホラティウスの詩に登場する語句。

邦題で「いまを生きる」という映画がありました。
原題は「Dead Poets Society」。

その意味は、物語に登場する
教師ジョン・キーティングが、
学校に在学中に結成した
詩読サークルの名前です。

亡くなった古典的詩人の作品のみを
読むところから、
上のような名前がつけられました。

「いまを生きる」は、その中で
ロビン・ウィリアムズが演じる
教師キーティングがとりあげる詩句、
ラテン語「Carpe Diem」の日本語訳です。

規則に縛られた生活からの自由も描かれていますが、
映画全体を通して、生きること、人生の素晴らしさが
胸に迫る作品です。

享楽的ではなく、瞬間瞬間を大事にし、
まさに「今」を精一杯生きる。
その大切さを改めて感じました。

見直したいですね。

吉祥寺の井の頭公園入り口にある
スターバックスのオープンテラスで、
隣のいせやの焼き鳥の煙をかぎながら。

2020年4月19日追記
このエントリーへのアクセスが、増えています。
新型コロナウイルスでの外出自粛要請で
家にいることが多く、生命、日々のなにげない生活が
いかに大切かを多くの人が実感しているからでしょうか。



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