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得意な事こそ気をつけろ。得意なことに足をすくわれる。猪瀬都知事、五輪招致をめぐる不適切発言。

猪瀬直樹東京都知事のニューヨークタイムズとのインタビュー。

2020年五輪立候補都市のライバルであるイスタンブールを
おとしめる発言が記事にのり、大きな波紋を呼びました。

当初は、真意が伝わっていないとして、反論した猪瀬都知事でしたが、
ニューヨークタイムズ側が、記事には絶対の自信がある、
通訳の言葉を掲載したもので、録音もある
といった再反論が出た後、反論をひっこめ、謝罪をしました。
(その仕方、態度は、個人的には不十分で
謝罪になっていないと思われますが)

この一連の騒動で、思い出した祖母の言葉があります。「人は不得意なことでなく、得意なことで失敗し、
足をすくわれる。得意なことこそ気をつけろ」

金勘定がうまいと思っていた人が、
有るとき、請求額の計算を間違え、
会社に大きな損害を与えてしまった。

人間関係を築くのが上手と自負していた人が、
取引先の社長の逆鱗(げきりん)にふれ、得意先を失う。

ありがちなことです。

猪瀬都知事は、言うまでもなく、作家。

政治家になってからも、「言葉の力」を訴え、
副知事時代から、都の職員に、わかりやすい言葉で、
都民に向け、訴え、伝えるようにと指導していました。


言葉の力 -   「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ)》(Amazon)


マスコミで長年、働き、
専門家、プロとして表も裏も知っているはずの猪瀬都知事。

その方が、言葉によって大失敗をする。

改めて、祖母の言葉をかみしめたいと感じました。



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