SSブログ

「フリーランチはない」。「ただのものには近寄らない」。

雑誌「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎さん。
「COW BOOKS」の経営者でもあります。

本も何冊か出されています。
その中の一冊が、

100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート》(Amazon)

ご自身の「100の基本」と、
「COW BOOKS」のスタッフと
共有している「100の基本」が、
それぞれ書かれています。
あわせて200項目中、
数多くの共感するルール、基本がありました。

今の自分にとって、一番、響いたのが、
松浦さんの「100の基本」の中の
《063ただのものには近寄らない》。

少し前、ある人が
「フリーランチはない」と語っていたので、
余計、そう感じたのかもしれません。

フリーランチは「free lunch」で「ただの昼食」。
投資の世界では「リスク無しでリターンを得ること」を、
経済学では「何かを犠牲にせずして、何かを得ることはできない」
という意味だそう。

学問の世界でなく、一般的なおつきあいでも、
誰かにおごってもらった場合、
なんらかのお返しをするのが普通ですよね。

おごられっぱなしではいられません。

誰かにおごらると、その人に対し、
精神的に引け目を感じ、
言いたいことが言えなくなり
遠慮してしまうなんてこともありえます。

その意味で、何らかの代償を払っているのですね。
もしかしたら、その代償は、金額に直すと、
ランチ代よりも大きいものかもしれません。

そう、まさに
「タダより高いものはない」のですね。

必要なものには、お金を払う。
不要なものにはタダと言われても近寄らない。

タダと言われて喜んでしまう、
自分の心根の貧しさを
しっかりと考え直さないと
いけないのかもしれません。

関連エントリー
無料のモノをもらうのをやめる。タダのものがアナタの心をむしばむ。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0