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善意をさりげなく。ナポリの「お預けコーヒー」、世界に。コーヒーシェアリング。

イタリアの南部の美しい街ナポリ。

ピッツアがよく知られていますが、
イタリアの中でもエスプレッソが美味しくて、
よく飲まれていることでも有名です。

そのナポリで、「お預けコーヒー」という
心優しい習慣があると、
日本経済新聞夕刊に紹介されています。

第一次世界大戦後、不況で多くの人が職を失い、
毎日の楽しみであるエスプレッソが飲めなくなりました。

そこで、バールに入り、エスプレッソを2杯注文。
1杯だけ飲んで、残りの1杯は預けておきます。

これが「お預けコーヒー」。

お金がなくて、エスプレッソが飲めない人が、
バールに来て、店員に尋ねます。

あれば、飲むことが出来ます。

《慈善を受ける人に劣等感を持たせないナポリ人の心遣い》。

そうこの記事を書いた
茜ヶ久保徹郎さんは記しています。

この習慣の復活を目指す運動を推進する
お預けコーヒーネットワーク協会が組織され、
2011年12月10日の国際人権デーに、ナポリで、
お預けコーヒーデーが開催されたそう。

《Rete del Caffè Sospeso》
http://www.retedelcaffesospeso.com/

そして、その後、この運動はイタリア全土に広がり、
さらに、「コーヒーシェアリング」との名で、
カナダ、オーストラリア、イギリス、フランスなどに
広がっているとのこと。

現在、16カ国109都市158店。

Coffee sharing
http://www.coffeesharing.com/
英語だと、「suspended coffee」、
イタリア語だと、「caffè pagato/caffè sospeso」。

負担を感じさせず、助ける。
善意がつながっていく感覚。
心地良いなー。

追記、2014年4月8日
産経新聞、坂本鉄男さんの2014年3月30日のコラムに
《イタリア便り 隣人愛のコーヒー》として紹介されています。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140330/erp14033003060000-n1.htm

保留コーヒーJapan
https://twitter.com/suspendcoffeejp





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nikitoki

2015年9月8日、日本経済新聞夕刊、「味な地球儀」に、《お預けジェラート(イタリア) 買えない子 お一つどうぞ》として、このサービスが取り上げられています。200軒ほどが参加。8月を過ぎてもじっししている店もあるとのこと。
by nikitoki (2015-09-08 18:28) 

nikitoki

神保町にある未来食堂。こちらでは「ただめし」というサービスを展開中。
《入り口壁に、ただめし券を貼っています。誰でも使えます。困ったときは使って下さい。未来食堂には、50分のお手伝いで一食もらえる”まかない”制度があります。ただめし券は、”まかない”をした誰かが、自分が食べる代わりに置いていった一食です。》
http://miraishokudo.com/#system
by nikitoki (2016-01-17 13:13) 

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