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超小型車が、高齢者を救う。移動すれば、精神、身体も若くなる?

都会は、電車、バスなど
公共交通機関が発達しています。

そのため都会に住んでいる方は、
高齢者になっても、外出の際、
それらを使い、出掛けることができます。

一方、地方ではそうした公共の足が、
次々と減り、高齢者は、
自動車・自転車でなければ、
外出もままなりません。

けれど年をとるにつれて、自転車はもちろん、
車の運転も厳しくなります。

そんな中、国交省(及びメーカー)が進めているのが、
軽自動車より小さい1~2人乗りの「超小型車」の開発。

先日、神奈川県が申請していた車両が、
全国で初めて認定され、公道を走れることになりました。

認定されたのは、日産自動車の「ニューモビリティコンセプト」。
日産が都市再生機構(UR)に無償で提供。
URが7月から横浜市と横須賀市の団地周辺を
巡回する際に活用するとのことです。

この超小型車は、
高齢者の近距離移動を手助けするのが目的。
操作性も、環境性能も軽自動車より優れているそう。

このニュースを取り上げたのは、
以前、佐渡島に行ったときに
地元の自治体の方から、あることを聞いたからです。

佐渡島でもバスの便がどんどん少なくなっており、
日中、家にいる高齢者は移動の手段がないとのこと。

家や家の近所だけにしか行けなくなると、
買物、病院通いなど生活に困るのはもちろん、
身体を動かさないので、身体能力が落ち、
さらに外界の刺激がなくなり、
精神的にも一気に老け込んでしまうのだとか。

このため、以前から、ホンダなどが出している
電動カートを使っている人がいるんだとか。

宿泊先の民宿の近所で使っている
年配の方を何人も見ました。

ホンダの電動カート
http://www.honda.co.jp/monpal/

時速は6キロで、走行距離も大したことはありませんが、
それでも、移動し、買物や病院、親戚・知人宅に、
自分で、行けると、一気に生活の質があがるようです。

高齢者の移動は、単に買物、生活の便だけでなく、
身体、精神にも関わる大きな問題なんですね。

今後、ますます超小型車の開発が進み、
様々な種類のモデルが、安価に供給されるといいですね。



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