「平」さんという知人の名前の由来は? 「大学」からなのだが……。元号・平成の由来。
平成は来年31年4月30日で終わりを告げます。
次の元号はどうなるんでしょうか。
新年、平成二ケタ生まれの
「はとこ」と話をしていたら、
「平成」の由来と、
平成おじさんと言われた
小渕官房長官(後に総理大臣)を
知らないことがわかりました。
平成生まれの若者にしてみれば、
小渕さんがあの元号を持ち出した姿は、
おそらくテレビなどでしか見たことがないはずで、
学校でも「平成」の意味は習わなかったんでしょうね。
平成(へいせい)は、
《史記および書経の「内平かに外成る(史記)
地平かに天成る(書経)」からとられた。
内外、天地とも平和が達成されるとの意味》。
http://www.meijijingu.or.jp/qa/gosai/07.html
この元号で思い出したのは、
「平」という名前の知人です。
彼は昭和生まれ。
ご両親がつけてくれたとのこと。
一般に「平」は、高低や凹凸がない平たい様子。
(「平地」)
もしくは、穏やか、安らかな様子。
(「平和」「平穏」「太平」)
等しいこと。
(「平等」「平均」)
といった意味合いを持ちます。
彼のご両親は、四書五経の一つ
「大学」の第一章「治国平天下」から
この「平」という名前をとったとのこと。
「物格(いた)って后(のち)知至る。
知至って后意誠なり。
意誠にして后心正し。
心正しくして后身修まる。
身修まって后家斉(ととの)う。
家斉いて后国治まる。
国治まって后天下平らかなり。」
この「大学」は、教養の基本で、
日本でも昔は、小さい時に
暗唱させられたんだそう。
命名したお父さんは、小さい頃、
そのお父さん(平さんからすると祖父)から
教わったとのこと。
平さんは、小さい時に
自分の名前の由来を教わり、
以来、上の章句を覚えていたと言います。
高校の時、漢文の副読本で、
該当箇所が出てきたときは、
とても嬉しかったとのことです。
また昭和から平成になったときに、
自分の漢字が一つ使われているところに、
大きな親しみを感じたと言います。
ただ初対面の折りに、
自分の名前の由来を説明する時、
相手が年配の人なら、理解してくれるものの、
ほとんどが「大学」といっても
きょとんとするばかりなので、
平成になってからは、平成の意味である
「内外ともに平和に」との祈りを込めて
父母が名付けたと話すようにしたそう。
聞いた相手は、
「ご両親は先見の明がある」
と言って驚くのだとか。
平さん。
今は結婚してお子さんもいらっしゃるのですが、
お子さんには、奥さんの希望もあり、
そうした中国の四書五経とは全く関係ない
名をつけたようです。
次の新元号はどうなるのか。
平成の際には、上記のサイトによれば、
《1.国民の理想としてふさわしい意味を持つ
2.漢字二字
3.書きやすい
4.読みやすい
5.外国を含め過去に元号やおくり名として使われていない
6.俗用されていない》との条件があったとされます。
さらには、頭文字のローマ字が、
明治M、大正T、昭和Sに重ならないという
条件もあったみたいですね。
(このため他の候補
「修文」「正化」は落とされたとも)
それは次の元号も同様。
頭文字がMTSH
ではないものになるんでしょうね。
残念ながら、自分の名前は
最後のローマ字で落ちてしまうのですが、
「はとこ」の名前の上の漢字は
上記の条件を満たしているため、
もしかして……と楽しみにしているようです。
さてどんな新元号になるのでしょうか。
次の元号はどうなるんでしょうか。
新年、平成二ケタ生まれの
「はとこ」と話をしていたら、
「平成」の由来と、
平成おじさんと言われた
小渕官房長官(後に総理大臣)を
知らないことがわかりました。
平成生まれの若者にしてみれば、
小渕さんがあの元号を持ち出した姿は、
おそらくテレビなどでしか見たことがないはずで、
学校でも「平成」の意味は習わなかったんでしょうね。
平成(へいせい)は、
《史記および書経の「内平かに外成る(史記)
地平かに天成る(書経)」からとられた。
内外、天地とも平和が達成されるとの意味》。
http://www.meijijingu.or.jp/qa/gosai/07.html
この元号で思い出したのは、
「平」という名前の知人です。
彼は昭和生まれ。
ご両親がつけてくれたとのこと。
一般に「平」は、高低や凹凸がない平たい様子。
(「平地」)
もしくは、穏やか、安らかな様子。
(「平和」「平穏」「太平」)
等しいこと。
(「平等」「平均」)
といった意味合いを持ちます。
彼のご両親は、四書五経の一つ
「大学」の第一章「治国平天下」から
この「平」という名前をとったとのこと。
「物格(いた)って后(のち)知至る。
知至って后意誠なり。
意誠にして后心正し。
心正しくして后身修まる。
身修まって后家斉(ととの)う。
家斉いて后国治まる。
国治まって后天下平らかなり。」
この「大学」は、教養の基本で、
日本でも昔は、小さい時に
暗唱させられたんだそう。
命名したお父さんは、小さい頃、
そのお父さん(平さんからすると祖父)から
教わったとのこと。
平さんは、小さい時に
自分の名前の由来を教わり、
以来、上の章句を覚えていたと言います。
高校の時、漢文の副読本で、
該当箇所が出てきたときは、
とても嬉しかったとのことです。
また昭和から平成になったときに、
自分の漢字が一つ使われているところに、
大きな親しみを感じたと言います。
ただ初対面の折りに、
自分の名前の由来を説明する時、
相手が年配の人なら、理解してくれるものの、
ほとんどが「大学」といっても
きょとんとするばかりなので、
平成になってからは、平成の意味である
「内外ともに平和に」との祈りを込めて
父母が名付けたと話すようにしたそう。
聞いた相手は、
「ご両親は先見の明がある」
と言って驚くのだとか。
平さん。
今は結婚してお子さんもいらっしゃるのですが、
お子さんには、奥さんの希望もあり、
そうした中国の四書五経とは全く関係ない
名をつけたようです。
次の新元号はどうなるのか。
平成の際には、上記のサイトによれば、
《1.国民の理想としてふさわしい意味を持つ
2.漢字二字
3.書きやすい
4.読みやすい
5.外国を含め過去に元号やおくり名として使われていない
6.俗用されていない》との条件があったとされます。
さらには、頭文字のローマ字が、
明治M、大正T、昭和Sに重ならないという
条件もあったみたいですね。
(このため他の候補
「修文」「正化」は落とされたとも)
それは次の元号も同様。
頭文字がMTSH
ではないものになるんでしょうね。
残念ながら、自分の名前は
最後のローマ字で落ちてしまうのですが、
「はとこ」の名前の上の漢字は
上記の条件を満たしているため、
もしかして……と楽しみにしているようです。
さてどんな新元号になるのでしょうか。
2018-01-09 18:23
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