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女優・門脇麦さんを見て、思い出した友人の娘さんと姉のこと。

先日、テレビをつけたら、
出演ドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)の
宣伝のために、門脇麦さんが同局の
バラエティ番組に出演していました。

門脇さんは、2013年のNHK大河
「八重の桜」での山本久栄役、
2015年(平成27年度)上半期の
連続テレビ小説「まれ」では、
土屋太鳳演じるヒロイン・まれの
親友役・津村みのりを演じ、注目されました。

個人的には、2017年、NHKで放送された
「悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜」での
主人公の妻となる池辺鏡子の演技が
気に入っています。

バラエティでは、食べることが大好きで
ざっくばらんという一面が見られて、
ますます好きになりました。

演技、ルックス、そして性格から、
ファンになったのですが、
もう一つ、個人的に門脇麦さんに
注目した理由があります。

「門脇麦」公式プロフィール
http://www.humanite.co.jp/actor.html?id=24

それは「麦」という名前。

門脇麦は本名なんだそう。
http://sp.houyhnhnm.jp/mhl/feature/vol5/index7.html
《アサヒ 六条麦茶 CM 門脇麦 「本名」「100%」》
(名前が仕事に役立った例ですね)
https://www.youtube.com/watch?v=XbT0YvGIPd4

麦はまっすぐに伸びることから、
麦のようにどこまでもまっすぐ育ってほしい
との(ご両親の)思いで名付けられたんとか。
(Wikipediaによる。出典はありません)

この麦という名前には、
なじみがあります。

まずは姉です。
姉の名字には「稲」がついています。

祖母が命名をする時に、
「名字の中に稲が入っているから、
名前の中に、麦を入れたい」
と考えたんだそう。

その頃、女性の名前には、
下に「子」がつくのが一般的だったので
「麦子」とすることに。

しかし、それを周囲に告げた所、
「結婚すれば姓は変わるのだし、
稲に麦じゃ、どっちつかず。
上が稲なら下は米子(よねこ)がいいのでは」
などと多くの人に反対され、
結局、別の名前にしたのです。

しかしあきらめきれない祖母は、
しばらく姉のことを、こっそりと
「麦ちゃん。麦ちゃん」と呼んでいた
と(筆者が大きくなってから)聞かされました。

姉は、自分の名前をとても
気に入っていたのですが、
上の話を聞いて、
「『麦子』ではなく『麦』だったら、
もっとよかったのに」
と話していました。

続いては、友人(男性)の最初のお嬢さん。

実はその友人の名字にも「稲」という
漢字が入っています。(姉の姓とは異なります)

友人はやはり命名する時、
この「稲」にちなんだ名前にしようと
考えたんだとか。

頭に浮かんだのは、五穀。
この名前ならば食べるのに一生苦労しないと。

しかしこれでは、女の子の名前にならない
と考え直し、五穀の米の次である麦を選んだ
と言います。

この命名は「覚えやすくて、可愛い」と
奥さんにも双方のご両親にも評判が良く、
誰も反対しなかったそうです。
(もしかしたら娘さんは門脇さんと同い年かも)

三番目は友人。

大人になってから知り合った女性ですが、
この人の名前がまさに「麦」でした。

こちらの名前の由来は、
キリスト教の「一粒の麦」から。

これは、新約聖書ヨハネ伝12章の中にある、
「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、
もし死なば、多くの果を結ぶべし。」

一粒の麦はそのままでは一粒だけれども、
地に落ち死んで芽を出せば、
やがて多くの実がなるという意味。

イエス・キリストひとりの犠牲によって、
多くの人々が救われる
との真理を示すための例えとされています。

キリスト教の信仰を持っているご両親が、
ここから命名したんだそう。

同じ信仰を持つ人は、
この名前をすぐに覚えてくれるので、
とても気に入っているそうです。

という訳で身近に「麦」さんがいたせいで、
門脇さんにも親近感をもったのでした。

ますます活躍されることを、願っているのですが、
いつの間にか、娘を見守る父親のような
気分になっている自分に、時の流れを感じました。

〇 これまでにない変わった名前を
 「キラキラネーム」といいますが、
 門脇麦さんはじめ、黒木華さん、木村文乃さんなど
 古風な名前を「しわしわネーム」と呼ぶんだそう。

 《キラキラネームは気の毒か? 芸能界では“しわしわネーム”が大活躍中
週刊女性2016年9月20日号2016/9/8》
http://www.jprime.jp/articles/print/8067

追記 2023年3月3日
〇このエントリーにアクセスが集まっています。
 門脇麦さん。この記事以降、ますます活躍されています。
 嬉しい限りですが、なんだか立派になり遠くに
 行ってしまったようで、少し寂しいですね。



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