暑いこの時期、男性は社会の窓の開け忘れにご注意。軽度認知障害（MCI）。

暑い日が続いていますね。

2018年7月21日正午過ぎ、馬喰町にある
友達が経営している服のアトリエに行きました。

途中、JR馬喰町駅の出口がある、
駅馬喰町交差点を通り過ぎたのですが、
前から来る同世代くらいの男性の姿にびっくり。

パンツ（ズボン）の真ん中のファスナーが全開。





ピチピチのサイズのせいなのか、
パンツにたくし込んだシャツの裾と、
下着（ブリーフ）がその開いたところから
飛び出しています。

こんな時、あなたならどうしますか。
その人に一声かけて、知らせますか。

自分は声をかけてあげることができず、
ただ自分のパンツのファスナーを確かめ、
前が開いていないことを確認し
安心しただけでした。

小学生くらいの頃、不思議に思ったのは、
トイレの後とかに、大人というか
おじさんたちが良く、ファスナーを
閉め忘れていること。

なんでそんな簡単なことが
大人なのにできないのか
と怪しんだものです。

よっぼどそうした人は抜けているのか
と思ったのですが、今、小学生の頃、
自分が見ていたおじさんたちの
年代になると、わかります。

年を重ねると、上げ忘れ、結構ありますよね。

いろいろ考え事をしていたり、
他のことに気を取られていると、
忘れてしまうことがあるんですね。

またある程度上の年代になると、
閉め忘れよりも、テレビのコマーシャルで
やっているように、「ちょい漏れ」
「ズボンの汚れ」の方に
気を取られてしまうんですね。

また加齢により、そもそも注意力自体が
低下しているのかもしれません。

認知症もしくはその前段階の軽度認知障害（MCI）の
初期症状の一つとして、ズボンのジッパーの
閉め忘れ・上げ忘れが多くなったかどうか
というのがあるとか。

余りにも多い場合は、こちらを疑わないと
いけないのかもしれません。
（家族、会社など周囲の人に指摘される場合）

たかがズボンのジッパーの閉め忘れですが、
軽く考えてはいけませんね。

他人事ではなく自分の事として考えねば。