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知合いのご両親の実家リフォーム。高価な設備の押し売り被害に。「次々詐欺」とは。

リフォームのために、貯金を下ろそうと
銀行に行くと、銀行員から
「詐欺に巻き込まれていませんか」と
尋ねられた。

そんな内容の投書が
ある新聞に掲載されていました。

実際、リフォームのためのお金を
名目にして、貯金を下ろさせ、それを騙し取るという事件が
多発しているようです。

そうした事例とは別に、
リフォーム詐欺と呼ばれるものも。

これは、台所、トイレ、風呂などを
リフォームをするとして契約。

ところが、契約通りにリフォーム工事を
しなかったり、グレードを下げたり
という詐欺です。

他にリフォームにまつわる詐欺で多いのが、
「次々詐欺」といわれる手口。

これは、例えば、風呂、キッチンだけを
希望しているのに、ついでに床下も
点検しておきましょうなどと言って点検。
その後、「湿気がひどいので、このままだと
床が腐ります」などと脅し、必要のない
工事の契約を勧めてくる。

契約すると、さらに屋根、外壁などのリフォームを
勧めてくるというものです。

こうして不要な工事を積み重ね、
それも相場より高い費用をとる
というものです。

知人のご両親が住む実家。
築30年以上であちこち設備も
古くなっているので、リフォームを
しようと考えたとのこと。

ご両親は、近所の工務店に依頼したそう。

リフォームを考えていたのは、
台所、風呂、そしてトイレ・洗面所。

工務店が下見に来て見積もり。
見積額は800万円ほど。

想定していたものより倍以上だったのですが、
そんなものかと納得して依頼し、工事。

リフォーム後、半年ほどして、知人が帰省。
きれいになって、使いやすくなっていることに
気づいたのですが、一つ一つの設備のグレードが
余りにも豪華すぎることに気づいたそう。

老夫婦二人なのに、食器洗浄器、IH調理器は、
大家族用の容量でグレードも最高級。

トイレ、風呂も同様。

詐欺とは言えないものの、
老夫婦の無知につけこみ、
必要以上の装備をここぞとばかりに
売り込んだと感じたと言います。

実家の近所では、その工務店ではありませんが、
飛び込みの業者によるリフォームでトラブルに
なったところも何軒もあったとか。

高齢の一人暮らし、夫婦は、
こうした詐欺のターゲットのようです。

こまめに連絡して、親に注意喚起をしたり、
ご近所にも声をかけるなどして、
こうした詐欺を防ぐ体制を作っておく
ことが必要ですね。





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