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暗いところが見えにくい。年のせいかと思っていたら……。知人が眼科医から言われたこと。

もう5年ほど前になるのですが、
イタリアはローマのレストランで
夕食をとりました。

ご存じのようにヨーロッパのレストランは、
照明が落とされ、かなり暗いです。

若い時にはそんな暗がりでも
しっかりと見えていたのですが、
その時にほとんど読み取れない
ことに気づきました。その後、ローマ在住の同年代また年上の
友人・知人にその話をしたら、
年を重ねると、近くが見えなくなる(老眼)
とともに、暗い場所も、モノが見えにくくなる
と教えてくれました。

帰国後、仕事をする事務所、書斎の照明を
それまでより照明器具を増やしたり、
ワット数をあげたりなど、明るくしました。

そんな話をやはり同年代の知人にしたら、
実は、先日、夜に恐ろしい思いをしたことを
教えてくれました。

夜、飲みに出かけ、
いい気分になって、店を出ました。

店の前から大通りに出ようと、
露地に入ったのですが、そこは
街灯や店の明かりもなく真っ暗。

そしたら、知人は目の前が
真っ暗に。

それまでは、そうした場所でも
しばらくすると、目が暗さになれて、
次第に周囲が見えてくるのですが、
その時は、ずっと真っ暗なまま。

周囲が全く、見えないまま。

立ち止まってしまったのですが、
そのままではどうしようもないので、
周囲に手を伸ばして、ぶつからないように、
大通りの方向に、ゆっくりゆっくりと
足を踏み出した。

何歩か、前に進んだとき、顔の前に
何かを感じ、停止。
そしたら、それは店の前に置いた
旗竿型の広告だったとか。

そしてその手前には、四角い重しのような
ものが置かれてあり、それに足をひっかけて、
危うく、倒れるところだったと。

なんとか無事に大通りに出たものの、
電車に乗るのが恐ろしく、タクシー-で
帰宅したとのこと。

数日後、さすがにおかしいと、近所の眼科に。

いろいろな目の検査のみならず、
血液なども検査をしたそう。

眼科医の診断は、加齢による
老化と夜盲症。
いわゆる鳥目。
ビタミンAの不足が原因と。

人はビタミンAを体内で作れない野で、
外からとるしかないのですが、
知人は、しっかりビタミンAをとれて
いなかったみたいです。

ビタミン剤を処方して
もらうと同時に、ビタミンAが
豊富なレバー、うなぎ、乳製品などの
食物をしっかりととるように
アドバイスされたとのこと。
(βカロテンを多く含むほうれんそう、
にんじんなどの野菜も。βカロテンは
ビタミンAに変換されて作用する)

知人は、まさか自分がビタミンA不足だ
とは思ってもみなかったらしいのですが、
思い当たることはあったらしく、改めて
食生活の重要性を再認識し、日頃の食生活を
改善することを決意したとのこと。

幸い、それ以降、夜盲症の症状は
改善を見せたそうですが、
若い時に比べれば、暗さに対する
反応はかなり落ちているので、
夜間は特に注意すること。
さらに小さなLEDライトなどを持ち、
カバーすることにしたそうです。

個人的にはビタミンA不足はないと
思いますが、加齢による暗さに
弱くなっているという意識はあります。

暗い場所でつまづいたり、こけたり、
また何かにぶつかったりしないよう、
知人のようにライトなど対策をとらないと
いけないですね。







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