SSブログ

知人、お母さんの残薬、減薬に成功。

先日、離れて一人暮らししている
お母さんの住む実家に帰省した知人。

あることに驚いたそうです。

それは毎食後、飲む薬の種類と量。

三食毎に、飲む薬や量が違うのですが、
食後(食前のものもある)に大体12種類、
量でいうと16余りも飲んでいたんだとか。

量が多いので、一度には飲めず、
3回くらいに分けて、飲んでいたと言います。

またリビングの救急箱を入れていた棚を
開けてみてまたもや驚かされたとのこと。

そこには、袋に入った大量の薬の山が。

母親に聞くと、すべて行きつけの病院で
処方してもらった薬ですが、
すべてを飲みきれず、残ったものなんだとか。

いわゆる残薬。

これまで新聞、テレビで、飲みきれなかった薬=残薬が
問題になっていることは知っていたものの、
まさか母親がその残薬を出している一人とは
思ってもみなかったと。

またそもそも種類・量も多いことが、週刊誌などを
賑わせていますが、それも読んだものの、こちらも
わが母親がそんなに飲んでいるとは考えていなかったと。

知人のお母さんは、3箇所病院に通っているとのこと。
そのうち一番多く薬を出しているのは、
月に1度通っている総合病院。ここで2つの科に通っている。

週刊誌などで知識を仕入れ、次の月の通院に、
半休をとり、お母さんについていったそうです。

そして医師に薬の種類と量について相談。
80台であり、飲みきれないこと、小柄であることなどを
訴えたところ、そこだけで薬を5種類、量も減らすことに
成功したそうです。

減薬、真剣に考える必要があるかもしれませんね。

医師である長尾和宏さんのサイト、
産経新聞に掲載された減薬について書かれた記事。
http://www.drnagao.com/media/sankei/genyaku

〇複数の病院、科に通い、多数の薬を
 処方している状態をポリファーマシーと呼び、
 特に高齢者の場合、問題となっている。

〇高齢者の場合、若い人に比べて代謝が悪く、
 薬を正常に代謝できない恐れ。

〇高齢者は医師を尊敬、特別視しており、
 こちらの希望を言いにくい、また医師に
 ものを言いにくいことが多い。
 子ども、周囲が一緒に行き、話をすると
 本人は精神的負担が減る。





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。