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専門学校に通ってまで手相を極めていた取引先の知人。退職後、研究そして仕事に。

もう随分前になりますが、
まだ新大久保周辺が、今のような
韓流でブームになる前の怪しげな
コリアンタウンだった頃、
よく韓国料理を食べに訪れていました。

遅めの夕食をとり、新大久保駅の
改札の手前で、全く偶然に取引先の
知り合いと出くわしました。

挨拶すると、向こうから、学校からの帰りである
と教えてくれたのです。

「社会人になのに学校」といぶかしんだら、
それを察したか、
「手相を勉強しに、専門学校の夜間に通ってて……」。

自分は知らなかったのですが、
新大久保というか大久保には、
昔から有名な日本で唯一の
日本易道学校という手相、人相などの
易道を学ぶ学校があるのでした。

http://www.nihon-ekidougakkou.org/

知人は将来的に易道の専門家(鑑定士)になり、
商売にしようということではなく、単に純粋な
好奇心から易道、中でも手相を学問的、体系的に
勉強したいと思ったんだとか。

それでこの学校を選んだとのこと。

それからしばらくたち、取引先で
その知人に会ったとき
「今度、手相を見てくださいよ」と、
半分冗談まじりで、声をかけました。

すると、
「いやー、まだまだ修業が足りないんで、
知っている人を見ちゃうと、ダメなんですよ。

と真剣な顔で断られてしまいました。

なんでも、それまでのその人の知識が邪魔をして、
手からの情報を純粋に探れないんだとか。

学校では、年に2回、全く知らない人を対象にした、
ボランティアでの鑑定会を年2回開催しているんだそう。

それで、手相のみで占うこと、また初めて会う人と
スムースにコミュニケーションがとれるように
訓練するとのことです。



それからしばらくして、その方は、
退職してしまったので、おつきあいは
とぎれてしまったのですが、少し前、
同じ取引先の方からその人に関する近況を
聞きました。

その知人は、退職後、当初の思いとは異なり、
周囲から乞われて、手相を商売とすることに。
ただ研究が中心なので、どんどんと多くの
お客さんをとって、みるということではないとのこと。

ただ本格的に学んだ知識をもとに、
長い社会人経験から得た、説得力ある
言葉を紡ぎ出しているので、
多くの常連さん、ファンがいるんだとか。

今度こそ、本格的に、その知人に、
今の自分の手相をみてもらいたいですね。

〇易道、易占、易経などは他にも、
 カルチャーセンターなどでも
 学ぶことができるようです。

 東京易占学院
 http://www.ekisen.co.jp/
 東京易占学校
 http://tokyoekisen.com/
 NHK文化センター青山教室
 《現代に生きる中国古典『易経』超入門》
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1141325.html





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