2019年04月16日 - 未分類 昨日のエントリーで、岐阜県大垣市の老舗金蝶堂総本店が自己破産、浅草の佃煮店「鮒金」が閉店などの話題をお届けしました。浅草のお隣蔵前に長い間、住み、仕事をしている叔母さんが、 浅草の最新事情をいろいろと教えてくれました。一つは入山せんべい。今年2019年1月20日で閉店したとのこと。こちらは100年以上の歴史ある老舗で、店の中で職人さんが、せんべいを焼き上げ、その場で販売していました。醤油味のせんべい。米の香り、醤油の香ばしさ。素朴ですが、じっくりと味わえるせんべいでした。叔母さんはとても残念がっていました。続いては銭湯。黒湯という温泉のある蛇骨湯。http://jakotsuyu.co.jp/こちらは、浅草寺の近くにあるせいか、地元だけでなく、多くの銭湯ファン、さらには外国人旅行者も数多く訪れていました。この5月一杯で営業を終了するそうです。江戸時代から続く歴史のある銭湯。2009年には改装もして、きれいになり、設備も更新していたので、閉鎖が信じられません。といっても自分が通っていたのは、改装した直後くらいまで。その後は別の銭湯に通うようになったので、最近はご無沙汰でした。叔母さんも、かなり足が遠のいていたそう。(ホテルに来る外国人旅行者にはお勧めしていたとか)味、場所、そして人が自分の目の前から消える。喪失感に襲われるのは、仕方のないこと。それをじっくりと受け止めることが大切と。作家井伏鱒二の言葉ではありませんが、「サヨナラだけが人生だ」。〇喫茶店のアンヂェラスも この3月17日に閉店。 戦後すぐの昭和21年に開店。 水出しのダッチコーヒーに 梅酒と梅を加えた梅ダッチコーヒー、 店名にもなっているデザート 「アンヂェラス」が名物。 築70年以上の建物の老朽化が閉店の 理由の一つのようです。〇蛇骨湯の閉店は、その敷地を含む 一帯の再開発による高層マンション建設が 理由のようです。浅草本posted with ヨメレバ エイ出版社 2014年04月30日 楽天ブックスAmazonKindle7net