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巷の言葉「逆境に勝る教育なし」。砂町銀座の「あさり屋さん」小川勝子さん。「チマタの噺」。

亡くなられた放送作家の永六輔さん。
ベストセラーをいくつも出されていますが、
そのひとつが、巷に生きる無名人が
残した言葉を集めた「無名人名語録」。

そしてモノを作る職人さんたちの
言葉を集めた「職人」 です。

そうした本を思い出させる言葉が、
テレビ番組「チマタの噺」で紹介されました。
https://www.tv-tokyo.co.jp/chimata/

この番組は、笑福亭鶴瓶さんがホストで、
ゲストを迎えて話を聞くトーク番組。

番組やゲストが、巷で気になる話を
尋ねるVTRが紹介されます。

2019年7月16日放送の回は、
俳優の満島ひかりさんが出演されました。
動画(1週間限定)
https://www.tv-tokyo.co.jp/chimata/

その2つめのVTRに登場したのが、
砂町銀座で「あさり屋さん」を
営む小川勝子さん。74歳。

https://www.tv-tokyo.co.jp/chimata/backnumber/

こちらのお店は、あさりの専門店で、あさりのほか、
あさりごはん、アサリ入りコロッケなどが
売られています。

小川さんは、今では店を持ち、
息子さんと一緒に毎日、店に立っています。

けれど、もともとは道端に台車を出して
売っていた露天商だったのだそう。
そこから48年。
雨や雪の降る日、風のふく日も、
朝から夜まで売り続けたとのこと。

このため子どもの髪を洗って
やったこともなく、子どもとの
思い出もないのだとか。

一緒に働く小川さんの息子さん(哲生)は、
「うちのお袋は日本一スゴいんじゃないか、
持病も抱えながら360日は働いていた」と。

今では、老いていく母親を守るつもりで
一緒にいるとも。

小川さんは、こんなに楽しい商売はない。
大変であればあるほど楽しい。
苦労があればあるほど、立ち向かえる。
そして「逆境に勝る教育なしの魂」と。

いやー、いい言葉ですね。

こちらのお店には、
以前、伺ったことがあります。

庶民の店が並ぶ砂町銀座。
よくテレビでも取り上げられますが、
こちらのお店も頻繁に登場しています。

そういえば、6月30日の
「所さんお届けモノです!」の
「昭和風情残る!懐かしい商店街で
驚きの専門店続々発見」にも、
店とあさりコロッケなどの名物、
そして勝子さんが紹介されていました。

勝子さんは、浦安の漁師の家に生まれ、
砂町銀座で毎朝路上であさりを販売した後、
14年前に専門店をはじめたと。

買い求めたこちらのあさり入りコロッケは
あさりと、そのだし汁もたっぷりと含まれて
いるので旨みがすごくて絶品です。

勝子さんと息子さんが元気に営む
お店を訪れ、あさりコロッケを
また食べたくなりました。

江東区砂町銀座。
あさり屋さん
http://asariyasan.shop-pro.jp/

《35年に渡り浦安から行商に来ていた小川勝子さんが、
2005年に構えた念願のお店です。
あさりは漁師の息子がその日の朝に捕ってきたもの。
父と嫁が調理し、母が店頭販売するという、家族の連携
プレーで商品を生産・販売しているアットホームなお店です。》

住所:東京都江東区北砂4-25-5



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