インターネットの情報の嘘を、近所の知り合いのニュースで思い知る。

最近では、何か知らないことがあると、
スマートフォン、パソコンで、検索し
調べるということが当たり前になりました。

自分もそうで、インターネットによって、
大きな恩恵を受けています。

一方で、インターネットでは、
本当かなと思う情報もいくつか。

もしかしてこれまでそういう誤った情報を
正しいと受け取っていたのではないかと
心配になる出来事が、つい先日、ありました。

もちろんそれはインターネットに限らず、
これまでの新聞、雑誌、テレビ、ラジオも
そうなのですが……。

こわいと思った出来事とは、
家のすぐ近所の家の娘さんの件。

生まれてからずっと
知っている娘さんです。

一般の方も知る、あるところに
就職されたのですが、
つい先月、やめられました。

そのあたりの経緯は、娘さんの
ご両親から間接的ですが聞いて
知っていました。

ネットではどのように報じられているのか、
ふと気になって、探してみました。

辞められた件については、
個人のサイトがいくつかヒットしました。

読んでみたら、名前や年齢などは、
あっているものの、
彼女の出身地が間違ってます。

その娘さんにまつわる以前のニュースも、
個人、また大手メディアともにいくつも
出てきます。

その娘さんにまつわる事実や、
関係する人物の名前が違っていたり……。

怖いのは事実が全部間違っている
訳ではないこと。
正しく伝えている事実もあるんですね。

しかし人は、主要な事実がいくつか一致すると、
全部が正しいと思ってしまいがちですね。

娘さんやご家族のプライバシーがあるので、
細かく詳細に事実を記すことができなくて、
申し訳ないのですが、
インターネット（やマスコミ）の伝える中にも、
間違いや嘘があることが実感としてわかりました

情報、メディアリテラシー
という言葉がよく言われます。

インターネットに書かれていることを
そのままうのみにすることなく、
自分の頭で正邪をしっかりと判断しなくては
と強く感じました。

自分が情報を発信できる時代。
そうした時に注意すべきことが
実践的に書かれています。

メディア・リテラシーを高めるための文章演習

posted with ヨメレバ

酒井信 左右社 2019年02月