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渋野選手の全英女子最終日の3番ホール、4パッドで見るのを止めた知人。メンタルの弱さを知る。

樋口久子さんの全米女子プロゴルフ選手権優勝から
42年ぶりにメジャーの全英女子オープンを制した
渋野日向子さん。

まだ20歳。
今回も初出場で初優勝という快挙なんですね。

この全英女子オープンでの連日の
快進撃を知って、ゴルフ好きな知人が、
深夜のテレビ観戦。

ところが最終日の3番ホールで、
渋野さんは、4パッドのダブルボギー。

ここで知人は、もうダメだろう、
ここから大崩れして、優勝は
出来ないだろう、それを見るのはつらいと、
テレビを切り、寝てしまったのだそう。

ところが朝、起きたら、渋野さんは、
4パッドも乗り越え、最終ホールの
5メートルのウィニングパットを沈め、
快挙を達成していたんですね。

知人は、自分のメンタルの弱さに比べ
渋野さんはすごいと。

「スマイリングシンデレラ」と名付けられた
笑顔を見せ、駄菓子を途中、食べながら、
またギャラリーとハイタッチをしながら、
このとんでもないプレッシャーがかかり試合を
闘っていました。

そのメンタルの強さ。

その後のインタビューも素敵でした。

予選を通ればよいと期待も
なかった分、気楽だった
と話していましたが、それにしても
かかる重圧は相当なもの。

それでも悲壮感を漂わせず、
ギャラリーと交流。

どんな状態でも無視されるほうがつらいと、
ハイタッチをしていると答えていましたが、
異次元の精神力ですね。

売り切れ状態になっている駄菓子についても、
「食べたものが出そう」とか
「一生分のお菓子を買いたい」なんて、
ユーモアあふれる返したり、なかなかこんなこと、
口に出来ないですよね。

自分をさらけだし、オープンでいると、
周囲もリラックスし、自身の緊張もほぐれるんでしょうね。

そうそう、最終日の3番での4パットについて、
本人は「悔しいを通り越してわらけてきた」と
これまた開き直り、笑いにして、気分を転換し、
後半、巻き返していたんですね。

今後、周囲の期待値も大きくなり、
本人も壁や限界を感じることがあるかもしれません。

しかし彼女ならそのメンタルで、
そうした試練を乗り越えていくのではないか
と期待させてくれます。

それにしても、知人は語っていましたが、
本人が頑張っているのに、見ている自分が
本人以上にプレッシャーを受けて、映像を
見られないというのは、ほんとに豆腐のメンタルだ
と嘆いていました。

自分も、生放送で錦織圭選手が追い込まれた時、
試合を途中で見られなくなり、切ったことが何度か。

知人以上にメンタルの弱さを感じています。

来年2020年のオリンピックの時も、
選手が逆境に追い込まれたとき、
テレビ観戦し続けられるか心配です。

ちょっとはメンタルを鍛えないといけないですね。



2019年8月7日、東京新聞のコラム筆洗の
筆者も、知人と同じく最終日3番ホールの後、テレビを消したそう。
《歴史的場面を見逃した。3番ホールでの無残な4パットにテレビを消した。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019080702000170.html

自分は全くゴルフに詳しくないのですけれど、
このコラムで以下の言葉を知りました。

渋野選手、やっぱり伊達じゃないなー。

《「バウンスバック率」とは簡単に言ってしまえば、
悪いスコアを出した直後のホールでバーディー以上の
スコアを出す確率で、渋野は日本女子選手のトップ。》





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