知人のお母さん、医療保険(共済)の落とし穴にはまる。
医療保険、
入っていますか。
健康な時は無用に思う医療保険ですが、
病気になり、入院・手術したりすると、
入っていて良かったなと思いますね。
知人のお母さんは、ずっとお元気だったのですが、
何年か前から、体のあちこちを悪くして、
病院通いするように。
先々月には、2週間ほどの入院を
余儀なくされたそう。
退院後、知人と奥さんが、
医療保険(共済)を請求しようと、
電話したとのこと。
ところがここで、思わぬ言葉を
聞くことになりました。
なんとお母さんが入っていた保険は、
終身ではなく、85歳までの保障だったのですね。
入院時、お母さんは、
85歳の誕生日のすぐ後だったんです。
(正確には誕生日を迎えた後、
最初の3月31日までの保障)
それで残念ながら、
医療保険の請求(入院保険金)が出来なかった。
さらによく聞くと、85歳までの保障は死亡の場合。
入院保険金はもっと早く80歳までだったとのこと。
(現在の契約では、80歳から85歳まで入院保険金は
出るそうです。85歳以上は保障外)
それまで前の契約と合わせると
20年以上支払いながらも、
一度も使わず。
いざ使おうとした時は保障外。
「払い損」だったんですね。
(払戻金があったので掛け金全部が
無駄だった訳ではない)
このことを告げると、
お母さんはガッカリすると思い、
そのことは教えていないそうです。
終身保障の保険は保険料が高いので、
この安い保険に選んで入っていたのかも知れない
と知人。
しょうがないと諦めています。
わが家では母が郵便局の人に勧められ、
大昔に医療保険に入っています。
何年か前、入院した時に、やはり簡保に
電話したら、なんと母の保険の入院保障は、
4日目から。
つまり1~3日間の入院では何も出ない
というものでした。
(4日以上の入院の場合は、3日分ひかれる)
今の簡保だと、初日から出ますが、
昔は、4日目からなんて保障の保険が
あったんですね。
幸い母は、ある銀行を通じ、
別の外資の医療保険に入っていて、
そちらは1日目から入院保障が出るものでした。
差額ベッド代の一部が帰ってきて、
よかったと満足していました。
ただよくよく調べると、同一の病気での
入院保障の上限日数は、簡保の方が長く120日、
もう一つの保険の方は90日。
保険によって契約が違うので、その辺りは、
契約する時に、しっかりと調べないといけませんね。
最近の病院は入院日数が短くなっていますので、
4日目から支払うという保障は出なくなる可能性が
高いですね。
ただがん、急性心筋梗塞、脳卒中など入院日数が
長引く病気もあるので、保険料、保障の内容
(入院保険金日額、上限日数など)をじっくりと
見極めないといけないのかもしれません。
〇先進医療保障と保険料払い込み免除特約も
つけておいた方がいいとは保険に詳しい知人のアドバイス。
〇先進医療保障は、がんの治療だけでなく、高齢者に
多いとされる白内障の手術(国民健康保険がきかない
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術)に使える。
但し、この手術目的で医療保険に入り、特約をつける
人が急増したので、加入してから2年以内の手術は
保障の対象外という制限がかかったり、そもそも
先進医療保障の中から、この手術を外す動きが
出てきている。
これから入る人は特約の内容をチェック。
今日発売の週刊新潮2019年9月12日号
《「金融庁登録」生保全42社を完全調査! 「実名リスト」で一目瞭然!
騙されてはいけない「保険」
▼ほとんどの保険の「還元率」は「競馬」より悪い!
▼コツコツ払って損をする「学資保険」
▼要注意! 外貨建て保険の「最低保証」
▼実はお得ではない「リターン型保険」
▼専門家が「都道府県民共済」と「団体保険」を勧める理由》
https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
都道府県民共済
https://www.kyosai-cc.or.jp/yakusoku/
生命共済、熟年型でも85歳まで。
https://www.tomin-kyosai.or.jp/product/life/
自分の生命保険、医療保険を見なおさないと。
入っていますか。
健康な時は無用に思う医療保険ですが、
病気になり、入院・手術したりすると、
入っていて良かったなと思いますね。
知人のお母さんは、ずっとお元気だったのですが、
何年か前から、体のあちこちを悪くして、
病院通いするように。
先々月には、2週間ほどの入院を
余儀なくされたそう。
退院後、知人と奥さんが、
医療保険(共済)を請求しようと、
電話したとのこと。
ところがここで、思わぬ言葉を
聞くことになりました。
なんとお母さんが入っていた保険は、
終身ではなく、85歳までの保障だったのですね。
入院時、お母さんは、
85歳の誕生日のすぐ後だったんです。
(正確には誕生日を迎えた後、
最初の3月31日までの保障)
それで残念ながら、
医療保険の請求(入院保険金)が出来なかった。
さらによく聞くと、85歳までの保障は死亡の場合。
入院保険金はもっと早く80歳までだったとのこと。
(現在の契約では、80歳から85歳まで入院保険金は
出るそうです。85歳以上は保障外)
それまで前の契約と合わせると
20年以上支払いながらも、
一度も使わず。
いざ使おうとした時は保障外。
「払い損」だったんですね。
(払戻金があったので掛け金全部が
無駄だった訳ではない)
このことを告げると、
お母さんはガッカリすると思い、
そのことは教えていないそうです。
終身保障の保険は保険料が高いので、
この安い保険に選んで入っていたのかも知れない
と知人。
しょうがないと諦めています。
わが家では母が郵便局の人に勧められ、
大昔に医療保険に入っています。
何年か前、入院した時に、やはり簡保に
電話したら、なんと母の保険の入院保障は、
4日目から。
つまり1~3日間の入院では何も出ない
というものでした。
(4日以上の入院の場合は、3日分ひかれる)
今の簡保だと、初日から出ますが、
昔は、4日目からなんて保障の保険が
あったんですね。
幸い母は、ある銀行を通じ、
別の外資の医療保険に入っていて、
そちらは1日目から入院保障が出るものでした。
差額ベッド代の一部が帰ってきて、
よかったと満足していました。
ただよくよく調べると、同一の病気での
入院保障の上限日数は、簡保の方が長く120日、
もう一つの保険の方は90日。
保険によって契約が違うので、その辺りは、
契約する時に、しっかりと調べないといけませんね。
最近の病院は入院日数が短くなっていますので、
4日目から支払うという保障は出なくなる可能性が
高いですね。
ただがん、急性心筋梗塞、脳卒中など入院日数が
長引く病気もあるので、保険料、保障の内容
(入院保険金日額、上限日数など)をじっくりと
見極めないといけないのかもしれません。
〇先進医療保障と保険料払い込み免除特約も
つけておいた方がいいとは保険に詳しい知人のアドバイス。
〇先進医療保障は、がんの治療だけでなく、高齢者に
多いとされる白内障の手術(国民健康保険がきかない
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術)に使える。
但し、この手術目的で医療保険に入り、特約をつける
人が急増したので、加入してから2年以内の手術は
保障の対象外という制限がかかったり、そもそも
先進医療保障の中から、この手術を外す動きが
出てきている。
これから入る人は特約の内容をチェック。
今日発売の週刊新潮2019年9月12日号
《「金融庁登録」生保全42社を完全調査! 「実名リスト」で一目瞭然!
騙されてはいけない「保険」
▼ほとんどの保険の「還元率」は「競馬」より悪い!
▼コツコツ払って損をする「学資保険」
▼要注意! 外貨建て保険の「最低保証」
▼実はお得ではない「リターン型保険」
▼専門家が「都道府県民共済」と「団体保険」を勧める理由》
https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
都道府県民共済
https://www.kyosai-cc.or.jp/yakusoku/
生命共済、熟年型でも85歳まで。
https://www.tomin-kyosai.or.jp/product/life/
自分の生命保険、医療保険を見なおさないと。
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