ブラピ「今、鯉に夢中。鯉の話なら1時間できる」で思い出した伯父さん。りんりんパークー。「鯉のいる村」。
俳優ブラッド・ピットが、2019年9月12日、
東京・日本科学未来館で、
宇宙を舞台にした主演最新作
「アド・アストラ」の会見を行ったそう。
http://www.foxmovies-jp.com/adastra/index.html
(9月20日公開)
9月12日は、宇宙の日。
(宇宙飛行士・毛利衛さんが日本人として初めて
スペースシャトルに搭乗して飛び立った日)
彼は、「この作品を紹介するには最高のタイミング、
そして最高の会見場だね!」とご機嫌だったとのこと。
公式サイトを読む限りでは、面白そうなのですけれど、
ここから書きたいのは、この映画の話ではありません。
これから展開したいのは、昨日の会見で、
ブラッド・ピットが、最後の方で語った
現在、興味あることです。
彼は日本の鯉にとても関心があり、
「できれば、鯉の養殖を見学したい。
鯉の話なら1時間はできる」と語ったんですね。
おお、ブラッド・ピットもか。
錦鯉。
新潟、山古志辺りが発祥の魚ですね。
今、このニシキゴイを国魚にしようと
いう動きもありますね。
それほど日本を代表する魚ですが、
現在は、日本以上に海外で大人気なんですね。
錦鯉の大会には世界中からファンが集まり、
さらには新潟を中心とする産地にも、
海外からのバイヤー、愛好家が押し寄せ、
高額な鯉を買い求めています。
数百万どころか千万単位、
中には億単位の鯉もいるんだとか。
驚きです。
かつて日本では、高度成長の頃、
大きな屋敷には、大きな庭、池があり、
そこには数多くの錦鯉が泳いでいました。
ニュース映像でしか見たことがありませんが、
新潟出身の田中角栄氏の目白御殿には、
巨大な池があり、鯉が優雅に泳ぎ、
角栄氏がおうように餌をやる姿がありましたね。
ブラピの会見のニュースを読んだ時、
すぐに思い出したのは、このブログにも
度々登場するお金持ちの伯父さんです。
まさに高度成長時代に、農業のほか、
不動産業で大もうけした伯父さんは、
古くからの家を壊して巨大な邸宅を
新築しました。
そこの庭には、巨大な池が掘られ、
何十匹もの錦鯉が泳いでいたのです。
座敷の外の縁側から餌やりができる
ようになっており、自分も伯父さんの
家に行ったときは、餌をやったものです。
鯉ってひとなつこくて、餌をもっているだけで、
すぐに近寄ってきて、中には手を触れても
逃げないどころか、身を任せるものもいるくらい
なんですね。
なので、毎日餌をやっていると、
犬や猫以上にかわいくなります。
伯父さんもそうだったみたいです。
それから伯父さんの家に伺う機会は減り、
そのあと、訪れたのは、従兄弟が結婚した時。
その時に出ていた話題が、庭の池をどうするか。
まだそのとき、従兄弟に子どもはできていなかった
のですが、子どもが出来て、その子が万が一にも
池に落ちたら危ないので、池を埋めてくれと、
伯母さんたちが、求めていたのでした。
その後、数年して、池をつぶし、
錦鯉もいなくなりました。
次に訪れた時は、庭は平らになり、
白い砂や石が敷き詰められ、
錦鯉が泳いでいた場所には、
鶴の置物などがたくさん置かれていました。
寂しかったですね。
大きな錦鯉が何十匹もいたので、
一人だけでは引き受けきれず、
何人かの鯉仲間が分担したとのこと。
伯父さんは、「いるときはなんとも思って
いなかったけれど、いなくなって、どれくらい
鯉に慰められていたかわからない」と話していました。
その寂しそうな横顔を今でもよく覚えています。
この出来事との前後関係の記憶が
はっきりしないのですが、
伯父さんが連れて行ってくれたのが、
伯父さん宅からは、少し離れた場所にある
「りんりんパークー」。
https://www.rinrinpark.com/
(昔は「パーク」。今は「パークー」。
画数の問題で一画増やすために、
平成3年から、最後を伸ばすようになったそう)
昔のドライブインなんですが、
こちらの庭には巨大な池があり、
大きな錦鯉が多数いるんですね。
はるか昔の記憶なのですが、
今でも経営されているようです。
懐かしいですね。
伯父さんのところの庭は、
この「りんりんパークー」のつくりを
参考にしたと話していました。
庭に置かれていた青い石は、
この近くの中山川、加茂川あたりに多い
「伊予の青石」と呼ばれる名石。
しばらく訪れていませんが、
今、あの庭はどうなっているんでしょうか。
伯父さんの影響で錦鯉が好きになったのだが、
よく覚えているのが、小学校の図書室にあった
児童書「鯉のいる村」。
後に神山征二郎監督により映画化もされた。
https://movie.walkerplus.com/mv19455/
鯉の養殖をしている父が、より分けの時に
捨ててしまった幼魚をクロと名付け、
山の池で飼っている主人公の達夫。
訳あって手放したクロが
コンクールで優勝。
そのクロに達夫が指をしゃぶらせるシーン。
良かったなー。
東京・日本科学未来館で、
宇宙を舞台にした主演最新作
「アド・アストラ」の会見を行ったそう。
http://www.foxmovies-jp.com/adastra/index.html
(9月20日公開)
9月12日は、宇宙の日。
(宇宙飛行士・毛利衛さんが日本人として初めて
スペースシャトルに搭乗して飛び立った日)
彼は、「この作品を紹介するには最高のタイミング、
そして最高の会見場だね!」とご機嫌だったとのこと。
公式サイトを読む限りでは、面白そうなのですけれど、
ここから書きたいのは、この映画の話ではありません。
これから展開したいのは、昨日の会見で、
ブラッド・ピットが、最後の方で語った
現在、興味あることです。
彼は日本の鯉にとても関心があり、
「できれば、鯉の養殖を見学したい。
鯉の話なら1時間はできる」と語ったんですね。
おお、ブラッド・ピットもか。
錦鯉。
新潟、山古志辺りが発祥の魚ですね。
今、このニシキゴイを国魚にしようと
いう動きもありますね。
それほど日本を代表する魚ですが、
現在は、日本以上に海外で大人気なんですね。
錦鯉の大会には世界中からファンが集まり、
さらには新潟を中心とする産地にも、
海外からのバイヤー、愛好家が押し寄せ、
高額な鯉を買い求めています。
数百万どころか千万単位、
中には億単位の鯉もいるんだとか。
驚きです。
かつて日本では、高度成長の頃、
大きな屋敷には、大きな庭、池があり、
そこには数多くの錦鯉が泳いでいました。
ニュース映像でしか見たことがありませんが、
新潟出身の田中角栄氏の目白御殿には、
巨大な池があり、鯉が優雅に泳ぎ、
角栄氏がおうように餌をやる姿がありましたね。
ブラピの会見のニュースを読んだ時、
すぐに思い出したのは、このブログにも
度々登場するお金持ちの伯父さんです。
まさに高度成長時代に、農業のほか、
不動産業で大もうけした伯父さんは、
古くからの家を壊して巨大な邸宅を
新築しました。
そこの庭には、巨大な池が掘られ、
何十匹もの錦鯉が泳いでいたのです。
座敷の外の縁側から餌やりができる
ようになっており、自分も伯父さんの
家に行ったときは、餌をやったものです。
鯉ってひとなつこくて、餌をもっているだけで、
すぐに近寄ってきて、中には手を触れても
逃げないどころか、身を任せるものもいるくらい
なんですね。
なので、毎日餌をやっていると、
犬や猫以上にかわいくなります。
伯父さんもそうだったみたいです。
それから伯父さんの家に伺う機会は減り、
そのあと、訪れたのは、従兄弟が結婚した時。
その時に出ていた話題が、庭の池をどうするか。
まだそのとき、従兄弟に子どもはできていなかった
のですが、子どもが出来て、その子が万が一にも
池に落ちたら危ないので、池を埋めてくれと、
伯母さんたちが、求めていたのでした。
その後、数年して、池をつぶし、
錦鯉もいなくなりました。
次に訪れた時は、庭は平らになり、
白い砂や石が敷き詰められ、
錦鯉が泳いでいた場所には、
鶴の置物などがたくさん置かれていました。
寂しかったですね。
大きな錦鯉が何十匹もいたので、
一人だけでは引き受けきれず、
何人かの鯉仲間が分担したとのこと。
伯父さんは、「いるときはなんとも思って
いなかったけれど、いなくなって、どれくらい
鯉に慰められていたかわからない」と話していました。
その寂しそうな横顔を今でもよく覚えています。
この出来事との前後関係の記憶が
はっきりしないのですが、
伯父さんが連れて行ってくれたのが、
伯父さん宅からは、少し離れた場所にある
「りんりんパークー」。
https://www.rinrinpark.com/
(昔は「パーク」。今は「パークー」。
画数の問題で一画増やすために、
平成3年から、最後を伸ばすようになったそう)
昔のドライブインなんですが、
こちらの庭には巨大な池があり、
大きな錦鯉が多数いるんですね。
はるか昔の記憶なのですが、
今でも経営されているようです。
懐かしいですね。
伯父さんのところの庭は、
この「りんりんパークー」のつくりを
参考にしたと話していました。
庭に置かれていた青い石は、
この近くの中山川、加茂川あたりに多い
「伊予の青石」と呼ばれる名石。
しばらく訪れていませんが、
今、あの庭はどうなっているんでしょうか。
伯父さんの影響で錦鯉が好きになったのだが、
よく覚えているのが、小学校の図書室にあった
児童書「鯉のいる村」。
後に神山征二郎監督により映画化もされた。
https://movie.walkerplus.com/mv19455/
鯉の養殖をしている父が、より分けの時に
捨ててしまった幼魚をクロと名付け、
山の池で飼っている主人公の達夫。
訳あって手放したクロが
コンクールで優勝。
そのクロに達夫が指をしゃぶらせるシーン。
良かったなー。
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