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住宅ローン完済した知人。お祝いの翌週に、やってきたのは……。完済後の手続きは。

同級生、少し上の先輩など、
周囲に住宅ローンを完済した人の
話をよく聞くようになりました。

自分は、住宅ローンを組んだことがないので、
その経験はないのですが、30年とか35年の
長期ローンを組んでも、皆さんその年数で
完済する人は案外多くないんだそう。

大抵は、繰り上げ返済を行い、
当初の年数より短い期間で、
完済することが多いようです。

そんな中、若いときに一軒家を購入。
30年弱でローンを完済したという
知り合いの話を聞きました。

知人は、すでに子どもたちも独り立ちし、
現在は、奥さんと二人暮らし。

ローンの最終支払いを終えた日は、
自宅で、完済のお祝いをしたんだそう。

後日、銀行から届いたのが、各種の書類。
それは、土地と物件についていた銀行の
抵当権を抹消するための書類。

法務局のHPには、手続きのための必要書類、
やり方が書かれており、それをもとに、自分で
書類を整え、手続きをしたんだとか。

《住宅ローン等を完済した》
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/fudousan3.html

また火災保険の質権の解除も。
(火災保険証書、質権解除の申請書類)
なお最近は、こうした火災保険に金融機関が、
質権を設定することは余りなくなったそう。

こうして完済の後の手続きを実施。

こうした手続きが終わった後、
金融機関からお邪魔したい
と連絡があっと言います。

何事かと心配して待っていたら、
3人の銀行員がやってきたとのこと。

お祝いのお菓子、花などと一緒に。

そうして、完済のお祝い、お礼を
言われた後、切り出されたのは、
「最近、話題になっておりますが、
老後2000万円問題。今後の資産運用は、
どうお考えですか」と。

さらに「リフォームやリノベーションを
お考えでしたら、ご相談ください」。

いやー、抜け目ないですね。

銀行、金融機関に勤めている
高校の時の同級生にこのことを話したら、
「住宅ローンの返済をずっとしてくれたお客さんは、
自分の銀行をずっと利用し、義務を果たしてくれた
優良顧客。今後もお付き合いをというのは当たり前」と。

さらに定年前に返済したなら、
今後、退職金や、また顧客の
親が亡くなった時の相続など、
大きなお金の動きがある。

それは銀行にとっては、
セールスのしどきなんだそう。

聞いて納得しました。

また驚いたのは、同級生の中には、
住宅ローンをとっくの昔に返し終え、
2つ目、3つ目のローンを組んでいる人も。

若い時に30年弱のローンを組んでも、実際には、
それよりずいぶん短い20年弱ほどで、返す人も多く、
完済した物件の価値が高ければ、それを担保にしたり、
売却し、それを頭金にして新たなローンも
組めるんだそうです。

自分はそうしたことにうとかっただけで、
真面目な社会人は、そうした経験を
しているんですねー。

世間知らずな自分を恥じました。







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