イタリア、台湾などの友人、知人から心配された。いつの間にか日本は……。

毎年、東京マラソンに参加していた
イタリア人の知人。

東京マラソンの協会が一般ランナーの
走行をしないと発表する前に、
今年の不参加を決めたそう。

その理由は
日本の新型コロナウイルスの発生状況、
そして日本政府の対応ぶりを知って。

また春先にいつも帰国していた
イタリア在住の日本人の友達一家。
今年は帰らないと決めたそう。

それは日本からイタリアに帰ってきたとき、
隔離や差別を受ける恐れがあるから。

また台湾に在住の日本人の友人。
こちらが、「新型コロナウイルスについて
気をつけて下さい」と送ったら、
逆に、「台湾の方が、新型コロナウイルスの
防御に関しては上。政府も国民も危機意識、
防疫意識が高い」と返事が返ってきました。

各交通機関、店にはアルコール消毒の容器が
おいてあり、マスクは国民健康保険と引き換えに、
専用の薬局で割当制で確実に配布しているそう。

ほかにもアメリカ在住の友人などからも、
日本の対応ぶりのだめさを心配する声が。

海外のマスメディアで日本がどう伝えられているか、
それが切実にわかってきました。

細かいことは別にしても、数字の上では、
日本は中国、シンガポールに次いで患者数で
3番目なんですね。

かつて国民総生産GDPで世界2位となった日本。
経済面のみならず、教育、医療などの分野で、
世界有数の地位を誇っていたと思っていたのに、
かつての栄光はどんどんと失われ、その地位は、
どんどんと下がっているのですね。

それを思い知らされ、非常にショックです。

《「日本の国際競争力30位」から見えてくる経営者の危機感》
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/052900397/
《日本の国力がアジアで低下、このままでは韓国にも追い抜かれる理由
野口悠紀雄：早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問
政策・マーケット 野口悠紀雄　新しい経済成長の経路を探る
2019.12.12 5:30》（会員限定記事）
https://diamond.jp/articles/-/222919
《2018/02/14 9:00
国際社会が日本を"大国"とみなさない理由
「国力低下」という現実を直視せよ
PRESIDENT Online篠田 英朗　東京外国語大学教授》
https://president.jp/articles/-/24372