ご近所さんから、桜がすでに開花と教えられ、2月23日の天皇誕生日に早くも花見に。

ご近所の方と今朝方、挨拶して、少し立ち話。

そのご夫婦は、お二人で、
主に都内の花の名所巡りをするのが趣味。

つい先日も亀戸天神の梅を見に行ったら、
すでに満開で見事だったそう。

かなり人出はあったものの、
屋外なので、密になる心配もなし。

「今年は花見ができますかね」と、つぶやいたら、
「近所でもう桜が咲いていますよ」
と教えてくれました。

それもわが家からすぐ近く。

暖かかったので、いつもは自転車ですが、
今日は徒歩で日本橋高島屋まで。

その帰り、中央通りを戻り、
日本橋を渡って、ご近所さんに教えられた場所へ。

その場所は、コレド室町2のすぐ近く、
あじさい通り沿いの桜です。

コレド室町2で買物を終え、江戸さくら通りを
昭和通り方向に進み、最初に交差する通りです。

もう満開かと思えるように鮮やかに咲いていました。
色ははっきりしたピンク色で、花は下を向いています。

こちらの通りの桜は、
ソメイヨシノではなく、
おかめ桜という品種。

他より一足早く咲くカンヒザクラと
マメザクラの交配種。
カンヒザクラよりは遅いのですが、
それでもソメイヨシノより早く咲くんですね。

イギリスに日本の桜を広めた園芸家
コリンウッド・イングラムが、生みだした
イギリス生まれの品種なんですね。

ちなみに今日は、ちょっと足を
伸ばせなかったのですが、この通りのすぐ近く、
中央通りと江戸通りの角にあるコレド室町テラスの
江戸通り沿いには、やはり早く咲くことで知られる
カワヅザクラが植えられています。

こちらは名前からわかる通り、
静岡県河津町で発見された桜。
カンヒザクラとオオシマザクラの
自然交雑により生じたと言われています。

それにしても桜の開花を見ると、
心が浮き立つのはなぜでしょう。

しばしその場に立ち止まって眺めているうちに、
新型コロナウイルスのことも忘れ、
気持ちが明るくなりました。

江戸桜通りには、ソメイヨシノが植えられていて、
三月下旬には見頃を迎えます。

その頃には、東京も緊急事態宣言がおわり、
束縛から解放された気分で、桜を眺めたいものですね。