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久しぶりに思い出した「泣き売」という言葉。「今、コロナで大変なんで……」と訪問販売。

あなたは「泣き売(ばい)」という
言葉をご存じですか。

これは古典的な詐欺の一つ。
通常は二人一組で行ないます。

例えば、路上で万年筆を男が座っている。
万年筆工場が倒産し、給料も退職金も出ない、
そのかわりに在庫の万年筆をもらった。

そこに通りかかった男がその話に同情したように共感。
この万年筆は百貨店で買ったら万の単位はする品だ、
それが千円とは安いなどと言って、通行人の気を引き集め、
自分は、買って立ち去る。
引き付けられた客は信じ込み、粗悪な万年筆を買うという
手口です。

新型コロナウイルスの感染拡大で、
緊急事態宣言が出ている今、


路上でもまた訪問販売自体は少なくなっています。

けれどどうした訳か2月には、怪しい訪問が増えました。

「ご近所の工事で訪れた塗装業者です。
新型コロナウイルスの影響で経営が大変で……。
余りの材料で防水塗装をやりますのでいかがですか」

先日、やってきた塗装業者です。
確かにわが家の近所は、今、建築ラッシュで、
あちこち工事をしているのですが、丁度、
防水工事、塗装工事をしているところはありません。

「経営が厳しくて、材料代だけでいい」
なんていうのは、怪しいですね。

その他に、復活したのはフルーツ販売。

こちらは、以前にも来たことがあります。

こんな手口です。

近所のレストランに果物を納品しに来たのだが、
何かの手違いで休日で、その品が余ってしまった。
このままだとダメになってしまうので、原価を
割った値段でいいので買ってくれ。

最近は、さすがにレストラン、店に納品というのは
嘘くさいと思ったのか、先日来たのは、
「取引先が時短営業や閉店していて、
余ってしまった品物で……。
業務用の中でも最高品質で……」
などと話していました。

どちらも新型コロナウイルスを口実に、
経営が大変と窮状を訴え、人の情に
つけこむ手口ですけれど、ひっかかる人は
いるのかなー。

そういえば、以前はよく来ていた買取り業者は
最近は、こないですね。もっぱら電話だけ。

訪問自体が敬遠されるので、こちらは商売、
あがったりなんでしょうね。

ともかくどんな時代になっても、
悪いことを考える奴はいるもの。

お気をつけあれ。



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