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孫の手で知る自分の老化。

お宅には、「孫の手」がありますか。

そう、背中がかゆいときに、
届かない手のかわりに、
かいてくれる道具です。

先が五本指で小さな手のようになっている
ところから、孫の手と呼ばれているそうです。

わが家にも、一つあります。
一般的な木製で長さの
決まっているものではなく、
指し棒のように
伸縮できる金属製のものです。

昔、親戚の家に行くと、
そこのお祖父さんに頼まれたのが、
孫の手をとってくれということ。

さらに、それで背中を
かいてくれということでした。

その時、そのお祖父さんは、
80歳以上だったでしょうか。

それより前は孫の手で背中をかけたのですが、
年を取ると共に、さらに体がかたくなり、
孫の手でもかけないところが出てきたので、
人に頼んで、かいてもらうようになったみたいです。

母方の祖母も、肩甲骨の間の特に右側が、
よくかゆくなるようで、「孫の手」で
かいていましたね。

父方の祖母は、背中の真ん中、
そしてさらに下の部分がかゆくなるようで、
従兄弟が頼まれて、かいていました。

小さい頃、年配の人がなぜこのように
背中をかいてくれというのか、
わからなかったのですが、最近、自分も、
よく背中がかゆくなり、上に記した
孫の手を使うようになりました。

この話を同級生にしたら、同級生も同じように
孫の手の出番が増えたとのこと。

背中に限らず、腕、足などあちこちが
かゆくなるんだそう。

あまりにもひどいので、同級生は、
何か皮膚病かと怪しみ、皮膚科に。

一通り、診た医師が同級生に告げたのは、
「皮膚がかゆくなるのは、皮膚掻痒症というんですが、
アレルギー、原因物質があるわけではないようです。
あなたの皮膚のかゆみは、老人性の皮膚掻痒症です」

同級生は、老人性と聞いて、かなりショックを受けたよう。
さらに、医師は、
「老人性というか、まあ皮膚の老化です。
皮膚を守る機能、例えば皮脂腺の分泌が少なくなるなど、
年を取るとともに衰えて、その結果、皮膚が乾燥。
外からの刺激に反応して、かゆみを覚えるんです」と。

皮膚の乾燥が原因か。

同級生は、皮膚の乾燥を防ぐことが大事。
つまり保湿をしっかりすることが重要と。

冬は特に乾燥しやすいので保湿には気を使うこと。

また風呂に長時間入り、ナイロン製など、
ボディタオルでゴシゴシこすったりすると、
皮脂を取り過ぎるので、避けるようにと
注意されたとのこと。

あ、これは、タモリ式入浴法として
記したことと同様ですね。

最近、ネットでは、60歳を過ぎたら
顔を洗わない論争があるそうですけれど、
洗浄力の強い石鹸、洗浄剤で顔を
毎日、洗うのは、皮脂を取り過ぎるようです。

《京都協立病院保健予防ニュース 健康おまかせ隊》
https://www.kyoto-kyoritsu.org/dl/pr/iryojyoho19.pdf

同級生は、上のような注意を守り、
保湿もしっかりしたところ、
かなりかゆみは収まったようです。

自分も気をつけないと。

〇「老人性乾皮症」「皮脂欠乏性湿疹」
 と診断されることも。

〇かゆいからといって、長い爪などで、
 ポリポリと強くかくと、皮膚が傷つき
 炎症が発生する危険性も。
 気持ちがいいからといって、強くこすりすぎないこと。
 やはり保湿クリームなどで手入れをすることが
 大切なようです。


Neutrogena(ニュートロジーナ) ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア ボディエマルジョン 超乾燥肌用 ボディクリーム 無香料 単品 250mL


〇同級生は、上のリンクにあるように、
 保湿クリーム(または外用剤)を
 ケーキ作りなどに使う長めのゴムべらで
 塗っているとのこと。
 手が届かない部分に、薄く綺麗に濡れるようです。



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