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施設に入っている友人のお母さんが、ズーム中継で一番見せてもらいたかった場所とは。

まだまだコロナ禍が続きます。

高齢者の方は感染すると重症化しやすい
ということで、外出もままならない状況ですね。

自分の周囲の高齢者は、自宅に住み続けている方も
いらっしゃいますが、高齢者施設に暮らしている方も多数。

そうした施設では、感染症予防のため、施設の方が大変な苦労をされているようです。

感染予防の一環として
行なわれているのが、
面会の抑制。

以前から、インフルエンザ感染が多い冬には、
面会の制限が行なわれていたのですが、
新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからは、
ほぼ全面的に面会は中止と言うところが多いようです。

以前は、施設の一室、面会室などで、
ガラス越しに会話が許されていた所もそれも中止。

スマートフォン、タブレットを通じた
オンライン会議ならぬオンライン面会と
いうところが多いみたいですね。

友人のお母さんが入所している施設もその一つ。
事前に施設に連絡をとり、日中の時間に予約して、
お母さん(入所者)とズームなどのアプリを使い、
面会をするんだそうです。

タブレット、アプリの操作は、施設の方が行なうので、
入所者は操作を一切する必要がないとのこと。
まあそうでなければ、難しいでしょうね。

高齢者の方は施設の自室か、応接室などで、
オンライン面会をするのですが、
子ども、孫たちは、どこから面会をしてもOK。

なので、自宅だけではなく、お墓(オンライン墓参り)、
親戚の家などから、この面談を行なったこともあるそう。

あるとき、入所しているお母さんからリクエストが。
自分が今、一番行きたい、見たいところを見せてくれと。

あなたは、どこだと思いますか。

自分だったら、やはり自宅のリビングとか、
自分の寝室、座敷などかなと考えたのですが、
違いました。

そのお母さんが、その時、一番、行きたかった、
様子を知りたかったのは、ご近所の商店でした。

生鮮食品、日用品などを販売している
小さな個人経営のお店ですが、
そのお母さんが毎日のように通って
買物をしていたお店。
何十年も通っていたお店だそうです。

そこの店員さんとは、長年の付き合いで、
買物をするときに、ちょっとした世間話を
するのが楽しみだったとか。

友人と友人の息子さんは、スマートフォンを片手に、
家から歩いて中継しながら、そのお店に行き、
知合いの店員さんを撮影。
店員さんとお母さんは会話しながら買物。

店員さんも久しぶりに、お母さんの姿を見て、
喜んでくれたと言います。

以前、まだ直接の面会できた時は、そこの手作りの
和菓子(おはぎ、まんじゅう)などを買って
もっていったことがあり、たいそう喜ばれた
とのことですが、お店の様子を見て、
店員さんと会話をして、自分の好きな品物を選ぶのは、
また格別なんでしょうね。

今、苦境にある旅行業界が、
バーチャルツアー、現地との中継ツアーなどを企画し、
かなりお客さんを集めているよう。

これから高齢化社会になったら、
こうしたデジタル技術を使ったサービスが
ますます発展していくのかもしれませんね。



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