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松山英樹選手に学ぶ。今回、オーガスタを制した理由。

松山英樹さんが、2021年のマスターズで優勝しました。
日本人男子初のメジャー制覇。

本人以上に、ゴルフ界がその快挙に感動しています。

個人的なことでいえば、松山選手の出身地愛媛県松山市で、
小さい頃、彼が通っていたゴルフ練習場に行っていた
私の叔父さんもとても喜んでいます。

その叔父さんが今回の勝利について、
コーチが初めてついてメンタル面が安定していた。
それが優勝の理由と話していました。

アマチュアのヘッポコゴルファーの叔父さんの
言葉なので、しっかり受け止めていなかったのですが、
今朝の日刊スポーツに次のような記事が掲載されていました。

《松山英樹は穏やかな表情で栄冠 
前向きな心理もたらしたコーチと同伴競技者
[2021年4月14日10時30分]》
https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/202104130000433.html

《プロゴルファーで、沖縄大学でスポーツ心理学を研究する
石原端子准教授》による分析が展開されています。

石原端子准教授は、《終始穏やかで、時折笑顔も見せた》
《コース上での松山の表情》が印象的だったとし、
それが、今回の優勝に《大きな影響を及ぼしている面は
少なからずあると》述べています。

それをもたらしたものは何だったのでしょう。
これまでと違った点は、《チーム松山に目沢秀憲コーチ(30)が
加わったことだ。これまで1人でやってきた松山が、
コーチをつけたことで、それまで1人で
抱え込んでいたものから解放された。》

知りませんでした。
コーチが加わったのは、今年からだったんですね。

それにより、石原准教授は、《自分1人でやってきた感覚を
客観的に見る目が2つに増えた》。

松山選手とコーチの間で、データを共有し、
お互いの考えを確認しあうという作業が、
良い方向に転がり、松山選手の表情も穏やかになったと。

いやー、トップ選手でも、いやトップ選手だからこそ、
自分をずっと見て、客観的な立場でアドバイスをしてくれる
コーチって重要なんですね。

テレビ朝日のテレ朝ニュースで、
丸山茂樹さんが、コーチとのやりとりが
勝利をもたらしたと解説しています。

《松山英樹なぜ勝てたのか?丸山茂樹さんに聞く
4/12(月) 23:30配信》
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdf995c4c9c018b7b6b20cb11d3873e2b4d0a8df

《(Q.今回、初めてコーチを付けたそうですが、いい方に作用したのでしょうか)
コーチをつけた理由までは聞いていませんが、コーチがいることによって、
新たな会話をする。1球、1球に対しての探求心が強いタイプなので、その都度、
やり取りができるということ。今回、コーチの存在が大きかったと思います。》

コーチという自分以外の目、立場。
これはスポーツに限らず、ビジネスや
日常生活においても必要なのかもしれませんね。

人生の荒波を渡って行くために、
自分をよく見て、知ってくれる
コーチを持ちたいものですね。


最高のコーチは、教えない。


コーチは、
《相手が定めた目標を達成できるよう
コミュニケーションによって手助けする専門家》
という意味でも使われることが多くなりました。
「コーチング」という言葉も一般的になっていますね。


できる上司は会話が9割―――「困った部下」が戦力に変わる、コーチングのスゴ技



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