月日の速さを建物の建て替えで知る。取引先、旧吹上仙洞御所。紀伊国屋ビル。

新型コロナウイルスの感染拡大で、
様々な業界が悪影響を受けています。

なかでも飲食業界が、一番大きな
ダメージを負っているのではないでしょうか。

先日、渋谷の取引先を訪れたら、
出入りのお弁当屋さん、また
オフィスに配達してくれていた
ケータリングコーヒー屋さんが、
店を閉めたと教えてくれました。

さらには、取引先近くの、

定食屋さん、そして居酒屋も閉店。

ただその二軒は、この新型コロナ禍が
原因でもあるのですが、入っていたビルの
老朽化による建替えで廃業を選んだとのこと。

確かにその二軒が入っていたビルは、
年期が入っていたので、納得なのですが、
驚いたのは、その取引先も建替えの
準備工事がすでに始まっていたことです。

まだ建ってからそんなに時間が経っていない
と思っていたのですが、一番古い建物は、
前回のオリンピック時とのことですから、
もう50年以上たっています。
（何度もリニューアルはしているよう）

他の建物は、それより新しいのですが、
一番、最近のものでも、30年は過ぎているとのこと。

確かに、考えてみれば、自分がそこに
出入りし始めた時には建っていたので、
それくらいの時間は経過しているんですね。

帰宅したら、コロナ禍の前には、
ずっと通っていた表参道の美容室から連絡が。
やはり入っていた建物が建替えのため、
移転するとのこと。
廃業でなくて良かったですけれど。

ちなみにそのビルは平成の初めに建てられたもの。
平成の初めなんて、ついこの前と思っていたのですが、
1990年代ですから、やっぱり30年前後の月日が
過ぎ去っているんですね。

夕食時に見たNHKの夜のニュースで、
伝えられた皇居の旧吹上仙洞御所がリニューアルのニュース。
上皇ご夫妻が平成初め（平成５年・1993年）に建てられた
御所が老朽化したので、新しくしたとニュースでは伝えていました。

ついこの前と思っていたけれど、
こちらももう30年近く経っている。

10年一昔とはいうけれど、30年なんてすぐだなー。

人生ってこんな風に、足早に過ぎ去っていく
のかも知れませんね。

〇新宿の紀伊国屋書店新宿本店に入っていた
　カレー店「モンスナック」が閉店。
　およそ半世紀。
　学生時代、特に大学生に時、
　紀伊国屋書店（もしくは上の劇場）に行ったら、
　大抵、この店でカレーを食べたなー。
　閉店は、紀伊国屋ビルの耐震補強工事のためとか。