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竹害に悩む知人、ついに粉砕機を購入し竹パウダーを作る。

あなたは竹害という言葉を
聞かれたことはありますか。

去年、紅葉を見に京都を訪れました。
紅葉で知られる嵐山に訪れた際に、
有名な竹林の小径も散策しました。

地元の知人に、実はそこよりも、
もっとすごい竹林の小径が、
右京区にあると教えられ、訪ねたのが、
京都市右京区洛西竹林公園です。

延々と続く竹林、その間の細い道。
嵐山とは違いほとんど人はおらず、
絶景を独り占め。
素晴らしい風景の中で時間と場所を忘れ、
くつろぐことができました。

そしてこれも絶対行くべき
と勧められたのが、
公園内にある竹の資料館です。
https://chikurin-park.com/
地元のボランティアの方が、
様々な種類の竹、竹細工について、説明してくれ、
知っているようで知らなかった知識を得ることが
できました。

その話の中で出てきたのが、放置竹林、
そして孟宗竹が周囲に広がり、はびこり、
問題を起こす竹害です。

孟宗竹は生長が速く、地下茎でどんどん
広がっていくので、周囲の土地は、
工作不能となったり住めなくなったりと
問題を及ぼすのだとか。

それで竹害と呼ばれているのですが、
今、高齢化、過疎化で放置された竹林が
増えており、この竹害は大きな問題なんだそう。

そういえば、岐阜の山の中に畑、田んぼ、
そして山林を持っている従兄弟も、
竹林の管理が大変と話していました。

定期的に切り出し、処分していると。

静岡県の知人宅も、広い屋敷とかつてタケノコを
育てていた竹林が。ご両親が健在な頃は、手入れが
まだされていたのですが、お二人とも亡くなると
手入れする人がいなくなり、徐々に周囲に広がって
いったそう。

近所の人や役場に相談したところ、やはり
不要な竹は切り、手入れするしかないと。

実家に帰ったのを機に、本格的に竹林の整備を
することに。
そしてお勧めされたのが、伐採した竹を粉砕機で
細かパウダー状にした竹パウダーに加工すること。

粉砕機があれば、処理でき、竹パウダーは土壌改良材、
除臭剤などとして使え、販売もできると。

問題は粉砕機ですが、業務用の大型なものは、かなり
値段もはるのですが、家庭用のそれなら数万円で
買い求めることができると。

毎年のことなので、思い切って購入。
せっせと竹を切り、粉砕機で竹パウダーに。

自宅の畑にまいたり、友人、知人にお裾分けしたり、
さらには欲しいという業者に譲ったりと、製造しても
すぐになくなってしまうほどの人気だそう。

近所の方の中には、竹炭を作っている人もいるとのこと。

また竹パウダー関しては、さらに加工して、
プラスチック製品のかわりに容器にする
試みも進んでいるんだそうです。

かつてプラスチック製品が、竹製品の場を奪いましたが、
SDGsの時代、今度はプラスチックの地位を竹が、
奪い返しているようです。

竹パウダーは、防臭剤、除湿剤にもなるそう。
わが家でもつかってみたいなー。
(使った後は家庭菜園の肥料、土壌改良材として使える)

ほうろく屋 愛知県西尾産竹パウダー (1.5kg)



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