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桜島噴火で思い出す30年前の地元の農家。

2022年7月24日、午後8時過ぎ、鹿児島県の
桜島で爆発的な噴火が発生、

気象庁は噴火警戒レベル5「避難」に引き上げた
とテレビで伝えています。

噴火警戒レベルが5に引き上げられるのは、
15年5月の鹿児島・口永良部島に出されて以来2例目で、
桜島では初めてだとか。

これまでに人的被害などは確認されていないのが幸いです。

以前にも書いた覚えがありますが、
振り返ってみて自分でも驚いたのですが、
今から30年ほど前、熊本、鹿児島に出張で出かけ、
両県のあちこちを回りました。

その訪問先の一つが、桜島。

鹿児島港と桜島港を結ぶ「桜島フェリー」で
うどんをいただき、桜島に渡りました。

桜島をぐるっと回ったのですけれど、
お世話になったのは、地元の農家の方。

名産の桜島大根を生産されている方で、
畑に連れて行ってくれ、栽培の様子を
教えてくれました。

その時、ご主人は、会社なら
定年をされている年齢でしたが、お元気。

けれど桜島大根は栽培するのに、通常の大根の倍以上、
半年近くかかり、また収穫に力が必要なので、
いつまで栽培できるかと話されていました。

ちょうど、その農家には、自分と同じくらいの
お孫さんがいらして、その子が後継者として
農家を継いでくれればと。

桜島はずっと噴煙をあげていて、初めて見た自分は
驚いたのですが、ご主人は、それが日常。

時に大きな噴火を起こし、被害を受けることもあるが、
一方で、大きな恩恵も受けていると。

桜島大根を育てる土壌は、噴石が含まれ、
水はけがよい反面、水を含むので、
日照りの時には水を出してくれる。
また火山のマグマの力で大きく育ててくれると。

2010年から2011年ころにも、
桜島が噴火が頻発したこともあり、
心配したのですが、知人を通して間接的に伺った所、
平穏に生活を送られていると聞き、安心しました。

今回も、大きな被害がなく、
噴火がおさまることを願っています。



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