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伊集院静氏の新刊「琥珀の夢――小説、鳥井信治郎と末裔」。陰徳。

作家・伊集院静さんが、日本経済新聞に連載していた
「琥珀の夢」が発刊されました。

そのブックレビューが
東洋経済オンラインに
掲載されていました。

《サントリーが表に出さない「陰徳」の存在感
作家・伊集院静氏が語る創業者鳥井信治郎》
http://toyokeizai.net/articles/-/192105

その中で個人的に一番、興味を引いたのが、
次の箇所です。

創業者の鳥井《信治郎を知ろうとする過程で、
この企業が初代から100年以上続いているのは
単純に経営や事業とは関係ない、企業としての
母体に何らかの精神が宿っているのではないか
と考えるようになった。会社自体は表に出さず
守り通している「陰徳」だと合点がいった。》

《調べ始めたら、その陰徳が初代の
信治郎・クニ夫妻から続いている。
信治郎の書いた半生記『道しるべ』に書いて
あるのは親孝行せよ、家族孝行せよ、
とにかく神に祈れ、さらに近江商人の「三方よし」、
つまり「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」
のこと、最後に陰徳のことがあった。》

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