2018年09月11日 - 未分類 少し前から「二地域居住」というライフスタイルが多くのシニア世代にブームとなり、国も国土の均等な発展のために推進しているのだそう。父方の叔母さんは、その先駆者と言えるかもしれません。東京そして山梨県の八ヶ岳の2箇所に居住して、行き来しています。もともと 八ヶ岳は、もう50年近く前に別荘として購入。土地を買った後、別荘を建て、主に夏の時期を過ごしていました。ここ5年ほどは、どんどん八ヶ岳にいる割合が多くなり、従兄弟が、現地に店を開いたこともあり、本格的な二地域居住を始めました。この夏は、東京が酷暑だったせいもあり、はるかに過ごしやすい八ヶ岳でずっと暮らしたおかげで、体力を随分温存できたとか。随分、涼しくなったので、帰京。(明日また八ヶ岳へ)わが家を訪れ、母と積もる話をしていました。叔母も90歳近いので、地方での車の運転は数年前にやめました。なので好きなときに車を運転し、買い物したり、食事に行けないのが現在、最も不満点だと。ただ最近は、配達また通信販売が発達しているので、食料はじめ買い物には困っていないそう。年取ってから一番困るのは医療関係。別荘族だったころから、同じ別荘地や地元の人などと交流する中で、かかりつけとなる病院、医師を探したとのこと。現在のところは、それで問題はなし。という訳で、地方での生活はほぼ満足なのですが、冬の時期がやはり大変。家の中は暖かいのですが、やはり山なので、東京よりかなり寒く、高齢者にはこたえるとか。2年後の東京オリンピックの後は、従兄弟も東京での仕事をしまって、完全に八ヶ岳に移る予定。二つ決めないといけない大きな事が。住まいと墓です。東京のマンションは、まだはっきりと決めていないそうですが、おそらくは引き払い、八ヶ岳のみの居住とする心づもりのようです。続いてお墓。こちらが家以上に大きな問題。従兄弟は一人っ子なので、墓も引き継ぎます。完全に八ヶ岳に移住するつもりなので、墓もそちらに移したい、しかもそれまでとは違った形でということのよう。樹木葬で墓石などがない形にして、子どもたちに迷惑がかからない方式にしたいと。ただ条件に合うところがなく、これは2020年以降の持ち越しになりそう。叔母さんは、子ども、孫にまかせると。地方への移住の一番の問題が墓。しかし従兄弟に限らず、墓に対する意識はどんどんと変わっているので、移住に際しても大きな問題にはならなくなっていくのかもしれませんね。週末は田舎暮らし---ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記posted with ヨメレバ馬場 未織 ダイヤモンド社 2014-02-28 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo7net