2018年10月12日 - 未分類 あなたはなにかボランティアをされていますか。恥ずかしながら、以前、子ども相手のボランティアを少ししていたのですが、現在は、その活動から遠ざかっています。定年を迎えた知り合い。以前から、定年後は、一つだけ、長らくできるボランティアをしようと 考えていたそう。そんな知人が選んだのは、一人暮らしや施設に入っている高齢者の話を聴くというものでした。「傾聴ボランティア」と言うんだそう。傾聴とは、辞書にありますが、 耳を傾けて熱心にきくこと。単に会話を楽しむというものではないようです。知人の場合、住んでいる地域に、傾聴ボランティアの養成講座があり、そこで理論、体験をした後で、実際に、高齢者のもとに出向き、話を聴いたそうです。現在は、月に2度ほど、1回に1時間ほど、高齢者による様々な話を伺っているとのこと。病気の話、家族の話、昔の体験など、相手が語る内容は様々。ただ傾聴ボランティアのルールとして、相手が話した具体的な内容を外部にもらしてはいけないとのこと。知人はこのボランティアをしたことで、人が誰かに話を聴いてもらうことは、その人の心を明るくしてくれたり、元気づけてくれたりなど、大きな意味を持っていることに気づいたそうです。また様々な人生を送った人がいること、価値観も本当に多様であることを実感したとも。以前に比べて、親、妻や子どもの話を聴こうという気持ちが強くなったとも。(なかなか実践できていないみたいですが……)人の話を聴くことは、自分自身、また周囲との関係を改善してくれる一面もあるみたいですね。新傾聴ボランティアのすすめ―聴くことでできる社会貢献posted with ヨメレバホールファミリーケア協会 三省堂 2009-08-01 AmazonKindle楽天ブックス7net