2011年3月11日に発生した東日本大震災。
被災した地域での避難生活で、役に立ったものの一つが、
ハイブリッド車、キャンピングカーだったそう。
少し前から、道の駅、オートキャンプ場などを利用して、
キャンピングカーで日本全国を旅して回る車中泊、
オートキャンプがブームとなっているようです。
いやー、憧れますね。
最近は、豪華で豪華なキャンピングカーでなく、
一般の車に、車内で、
眠れるマット、カセットコンロを積んだだけといった
スタイルも注目を浴びているようです。
そんな中、震災前の2月に出されていたのが、
《クルマ旅大全―グレイノマドが日本を救う (カーネルBooks)》(Amazon)《【送料無料選択可!】クルマ旅大全 グレイノマドが日本を救う (カーネルBooks 車中泊を楽しむ本) (単行本・ムック) / 長谷川英一/著》(Amazon)
です。
「グレイノマド」とは、「銀髪の放浪者」という意味で、
この本は、主に定年退職をした人達向けの、車中泊で、
長期間の旅の勧めです。
「日本を救う」とはどういうことなのでしょうか?
「グレイノマド」の人達が、名所旧跡、有名な観光地だけでなく、
滞在するには魅力的な、過疎地の山間部、農漁村などを訪れることで、
お金を落し、活性化することになるということのようです。
この本の著者、長谷川 英一さんは、元新聞記者。
現役時代から、キャンプと釣りを主体に車中泊を実行。
退職2年前にトラベルバンを入手し、「グレイノマド」生活を実践
するとともに、そうした人々を取材しつづけていらっしゃいます。
この本を読めば、お金をかけずとも、案外、快適な車中泊、
ノマド生活が送れそうだということがわかります。
日本には、まだまだ知られざるいい町、村がたくさんあります。
駆け足で通り過ぎるのではなく、好きな場所で立ち止まり、
ときには、食事もし、泊まり、じっくりと町を体験してみることは、
これまでの旅の考え方を変えてくれそう。
また日本全国をより深く、知ることにもなりそうです。