学生時代、学校から帰ってきて、
カバンを放り投げ、リビングのテレビをつけて、
夕方の番組を、ジュースを飲み、
ポテトチップスを食べながら、だらだらと見る。
よくやっていましたね。
それを見つけた母親が、目の前にやってきて、
「勉強は? 宿題、やったの?」
「今、やろうと思ってたのに。言われたんでやる気なくした」。
典型的な親子の会話パターンです。
長年、子ども達の勉強を見ている
塾の先生の知り合いがいます。
ここに行くと、なぜだか子ども達は、やる気がでる。
自主的に学び始めます。
その秘密はなんなのか?
万人に共通の魔法の言葉はないようですが、
多くの子ども達の心に響く表現があるとのこと。
その一つが、上のようなシチュエーションの場合にかける言葉。
「あなたの時間を大切にね」。
なるほど、余り押しつけがましくなくて、いい表現かもしれませんね。
命令や強制するのではなく、
さりげない声かけで、気付かせる。
そうしたところに秘密がありそうです。
「時間を大切にね」。
子どもたちだけでなく、
なかなか仕事に手がつかない大人にも有効かな?