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「いい球だったら、打ってやろうと…」。長嶋さん。国民栄誉賞の表彰式、松井選手の投球を空振りして。

5月5日。
国民栄誉賞の授与。
そしてその記念の始球式が、東京ドームで行われたようです。

それを伝える記事を読んでいて、感心したことがあります。

長嶋さんの言葉です。
始球式は、長嶋さんが、背番号3のユニホームをきて打席に立ちました。
マウンドから、球を投げたのは、もちろん背番号55の松井秀喜氏。
松井ピッチャーは、内角高めに速球を投げました。

長嶋さんは、左手一本でもったバット
を思い切り振りましたが、空振り。
ヒットはなりませんでした。

その後、ホテルニューオータニで、
国民栄誉賞受賞の会見が開かれました。

長嶋さんは、その場で、次のようにコメントしたのです。

「ボールが高く来ました。いい球だったらね、打ってやろうと思ってましたよ」

そのあと、松井氏は、
「《打つ》という殺気を感じました。
巨人時代、インハイ(内角高め)ばかり練習(素振り)
させられていましたので…。同じところに投げました」。

内角高めは、長嶋さんと松井さんの思い出の球だったのですね。

それにしても、脳梗塞に倒れながらも、
苦しいリハビリを乗り越え、バットを持てるようにまで
回復した長嶋さん。

それで満足せず、良い球だったら打ってやるという気迫。
その精神が、長嶋さんをここまで導いた源泉なんでしょうね。



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