東京は、5日連続の真夏日は免れたようですが、
連日、暑い日が続いています。
そんな中、脱水症で病院に運ばれたり、
亡くなったりという方も多いようです。
被害は、小さなお子さん、
そして、高齢者に多いようです。
体力、抵抗力が弱いからと思っていたのですが、
必ずしもそれだけではないようです。
高齢者になると、代謝が悪くなり、
また暑さや喉の渇きを感じる力が
弱まってくるのだとか。
またもともと年齢を重ねると、
身体の水分が減ってくるため、
脱水症状になりやすいのだそう。
喉の渇きを覚えないので、
水分をとらないでいたら、実は、
身体は水分不足（かくれ脱水）ということがままあるとのこと。
このため、喉の渇きを覚えなくても、
医者などの専門家は、定期的に、
水分、そしてできれば電解質・ミネラルを
とることを勧めています。
朝御飯の後、10時、お昼、おやつ、夕食など、
お茶と梅干しを一緒にとるなど、時間で、
水分を補給するようにするといいとのこと。
ほかにも、高齢者は、腎臓の機能が低下しているため、
老廃物を排出するのに、より多くの尿量が必要なため、
身体の水分が若い人より必要なんだとか。
また、とくに、高血圧、心不全などの病気をもっていて、
治療薬として、利尿剤を服用している人は、より水分が
失われやすいので、注意が必要なようです。
なお、コーヒー、紅茶は利尿作用が強いので、
カフェインを含まぬ麦茶などが良いようです。
また塩分の補給には梅干し、塩入りキャンディー、
塩昆布茶など。
スポーツドリンクもいいのですけれど、
糖分が多く含まれているので、糖尿病などの持病がある人は、
低カロリーのスポーツドリンク、、経口補水液（ORS）が良いようです。
大塚製薬からOSー1＝オーエスワンという製品が発売されています。
ドリンクタイプのみならず、ゼリータイプもあり、
飲み込みに問題がある方でも取り入れやすくなっています。
http://www.os-1.jp/《脱水症 【口が渇く、皮膚が乾燥する】》
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000100/hpg000000040.htm《高齢者の脱水》
http://kenko-sports.or.jp/blog.php?mode=4&id=10009