2014年08月30日 - 未分類 ちょっと古めのしつらえの居酒屋にかけているのは、「親父の小言」。それと同じく、先日、居酒屋で見かけたのが、「つもり違い十ヶ条」。ご存じですか? 《高いつもりで 低いのが 教養低いつもりで 高いのが 気位深いつもりで 浅いのが 知識浅いつもりで 深いのが 欲望厚いつもりで 薄いのが 人情薄いつもりで 厚いのが 面皮強いつもりで 弱いのが 根性弱いつもりで 強いのが 自我多いつもりで 少いのが 分別少いつもりで 多いのが 無駄》いやー、思わずその通りと納得してしまいました。出典はどこかと調べてみたら、曹洞宗永平寺にある古跡館所蔵の書の中にこの十ヶ条があるのだとか。永平寺の門前町のお土産には、この十ヶ条を記したのれんなどが売られているそう。なおwikisourceには、http://ja.wikisource.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%82%E3%82%8A%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%84%E5%8D%81%E3%83%B6%E6%9D%A1《清水義範『福沢諭吉は謎だらけ。 心訓小説』2006年10月10日 初版第一刷発行》が底本と書いてありました。出典はともかく、心しておきたい十ヶ条ですね。