2018年10月10日 - 未分類 大学時代。大学の先輩で株をやったり、不動産投資を行っている人は数知れず。誰もがそんな浮かれた気分の時代でした。あるとき、そうした投資に励んでいた先輩の一人から 「ただ同然の北海道の原野。今後開発されたら10倍にも100倍にもなる、一緒に買わないか」と持ちかけられました。100坪といった単位ではなく、1000坪、1万坪という単位。しかし坪あたりの単価が安いので、1区画購入しても数十万単位。自分は結局買わなかったのですが、その先輩は数区画を買い求めていました。(熱心に自分に勧めていたのは、儲け話を教えるということではなく、成約したら、成果報酬をもらえたからとは後で知った)その後は、皆さんご存じの通り。先輩は、いわゆる原野商法に、見事にだまされたわけです。さらにそれからあと、その損を取り戻すという二次被害も発生しましたね。さすがに先輩は、それにはひっかからなかったようです。原野商法に懲りたと思ったその先輩ですが、その後、リゾートマンションを購入しました。それも2箇所のリゾート地に複数の住居を。当初は値上がりしていたのですが、またたく間に値段は下がってしまいました。いくつかは、処分できたのですが、どうしても売れなかったマンションが2戸。倉庫にするなどして、使っていたのですが、そのリゾートマンションには、温泉の大浴場があり、月々の管理費・修繕積立金がかなりかかる。(固定資産税も)それが悩みの種だったのですが、息子や娘など子どもに、その負担を引き継ぐわけにはいかないと、最後の2戸を売り出すことに。具体的にどのようにして売り出したのか、例えば、どこの業者に委託したのか、インターネットオークションを利用したのかまではわからないのですが、ともかく売り出しをまかせた。どのくらいの値段がつけたと思いますか。今、75インチとか大型の4K液晶テレビが相当安くなっていますが、それぞれのマンションの売り出し価格はそれよりも安い値付けになったそうです。以前にも別の知り合いが、新潟県のリゾートマンションを自己使用と、投資用に購入した件についてブログでご紹介しました。そのときに知ったのですが、1ルームの場合、1万円なんて物件も珍しくないよう。以前の所有者が滞納していた管理費などを支払わねばならないことが多いので、落札者はさらに負担は増えるのですが。中には、そうしたリゾートの格安物件を賃貸物件がわりに購入して、住んでいる人もいるみたいです。ともかく先輩は、捨て値ですが、長年悩んでいた「負動産」がなくなり、肩の荷がおり気分が楽になったそうです。〇民泊も考えたとのことだが、 今の法律では効率が悪いこと、 立地が悪いので断念。Yahoo!Japan官公庁オークション別荘、リゾートマンション(相場がわかります)https://koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/search?image=on&pageNon=&sortType=2&status=&procedureNon=1&catId=2084060731&word=%A1%CA%A5%EA%A5%BE%A1%BC%A5%C8%A1%A1%CA%CC%C1%F1%A1%CB2018年6月2日、文春オンライン《1戸1万円!? 越後湯沢発、リゾートマンション価格暴落という大問題》http://bunshun.jp/articles/-/5325〇上の記事にあるように、マンションの 管理組合が競売、落札することが多いとか。朝日新聞、《(けいざい+)負動産対策にネット競売 安い手数料、ただでも売りたい2018年10月10日05時00分》https://www.asahi.com/articles/DA3S13715762.html《リゾート地「負動産」の末路 有料で引き取る業者も2018/06/19 07:00》https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88%E5%9C%B0%E3%80%8C%E8%B2%A0%E5%8B%95%E7%94%A3%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%9C%AB%E8%B7%AF-%E6%9C%89%E6%96%99%E3%81%A7%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%8F%96%E3%82%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%82%82/ar-AAyPuas