もう数年前になりますが、
母が結婚してからずっととっていた
牛乳屋さんとの契約を終了しました。
母は毎日1本の牛乳を飲んでいたのですが、
それが飲みきれなくなったことが理由です。
（家族は、スーパーなどで買ってきた
1リットル入りの紙パックの牛乳）
母がとっていたのは、牛乳だけで、
たまにサンプルとして、ヨーグルト、
野菜ジュースなどをいただいていたのですが、
そちらには興味がなく、とっていませんでした。
先日、同年代の知り合いと話したら、
その知人お一人暮らししている
お母さんの話に。
そのお母さんも、長年、家族や
自分のために牛乳をとっていたそう。
一人暮らしになっても、お母さんは、
自分が飲むために契約を続けていたそうです。
ところが、先日、知人がお母さんの
住んでいる家を訪れ、掃除、片付けをしたところ、
冷蔵庫、その橫の食器棚、さらには寝室のロッカーなどから、
大量の食品、サプリメント類が発見されたとのこと。
知人はてっきり、お母さんが、通信販売などで、
注文し、購入したものと思い、調べたのですが、
それはそれらの一部で、全部ではなかったのです。
買ったもののほとんどは、ずっと契約している
牛乳屋さんから、買い求めたものだったのですね。
それがわかったのは、食器棚の引き出しに、
牛乳屋さんからの明細書（領収書？）が入っていたから。
一人暮らしの高齢者なのに、
月に4万円余りもの支払いをしていたとのこと。
明細を見てみたら、牛乳や飲料のほかに、
袋入りの惣菜、健康食品、サプリメント類が
記されていたそうです。
今時の牛乳屋さんは、その配達網を生かし
牛乳、ヨーグルト、飲料などのほかに、
上に書いたように、惣菜、健康食品、
サプリメントなど幅広く取り扱っているんですね。
知人のお母さんは、売り込みを
なじみの配達員から受けたので、
申し込んだとのこと。
扱っているものは、決して悪い物ではなく、
不当に高いものではないのですが、
買い物にいかなくてすむので、
ついつい利用量が、自分の飲んだり
食べたりする以上になったみたいです。
娘である知人は、牛乳屋さんに連絡。
適正な量に減らすことに。
またあわせて、定期契約（食品、健康食品、
雑誌類など）をすべて見直し、ほとんどを
やめたとのことです。
もし一人暮らしのご両親がいらっしゃるなら、
帰省したときなどに、こうした定期契約を
点検した方がいいかもしれませんね。