先日、家の片づけをしていたら、
たんすの引き出しから、なんと
金の硬貨が出てきました。
10分の1オンスのオーストラリア金貨。
大昔、クレジットカードの
おまけでもらったものです。
そんな話を知人にしたら、
金の話になりました。
金は、将来、インフレになったときに、
有効な資産になると。
そして金地金を資産の一部として、
買っておくとよいとアドバイスしてくれました。
その際に、どれくらいの重さを買うと
良いかと、尋ねられました。
あなたは、どう思いますか。
自分は、やはり1キロの金地金が
手数料がかからなくて一番お得なのではと。
田中貴金属工業、金地金、5グラムから1キロ
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/shohin/g_coin.htmlそう一般に500グラム未満の重さだと、
別途、手数料がかかるのです。
100g・200g・300g、16500円。
https://gold.tanaka.co.jp/inquire/buying/charge02.htmlところが知人、曰く、もう少し小さな単位、
例えば、300グラムが良いと。
その理由は売る時の税金の問題。
現在、1年間で売却益のうち50万円以下の部分は非課税。
1キログラムの金地金の売却益が、
150万円だとすると、そこから50万円を控除した
100万円が課税対象に。
それぞれの人の収入によりますが、
おおよそ2~30万円の税金がかかると。
これに対し、300グラムの地金の場合、
上と同じレートとすると売却益は45万円で、
非課税となり、税金がかからないのですね。
なので、売却益が1年間に50万円を超えないように
売却すれば、税金を支払わないですむと。
売却時の税金を考えれば、たとえ手数料を払っても、
300グラムといった重さが便利と。
なお少し前から、広告で1キロの金地金を
お金を払い、100グラムずつにするという
サービスがあります。
これは、相続や贈与の際に便利だからなんですね。
例えば、贈与の場合。
現在では、1年間に1人当たり110万円までは贈与税が非課税。
100グラムならば無税。200グラムの場合、現在の価格なら、
200グラムで120万円余りですから、課税額は1万円余り。
贈与、相続の場合も、買う場合、売る場合の手数料を
それぞれ16,500円を払っても、
税金面から有効ということなんですね。
いやー、こんなこと、考えたことも
なかったので目からうろこでした。