2021年07月02日 - 未分類 「最近、ものを食べるとむせる」。そんな方はいらっしゃいませんか。小さい頃はあわてて物を食べるせいか、よくむせて、親や祖母からは、「もっとゆっくり落ち着いて食べなさい」と言われ続けた自分。高校、大学と大人になるにつれて、 むせることは減ってきました。ところが、最近、ゆっくり食べていても、たまにむせることが。そういえば、少し前、取引先で、少し上の知り合いと話をしたとき、この「むせる」ことが話題になりました。その方も、数年前から、結構、頻繁にむせるようになったそう。かかりつけの医者、さらに歯医者さんに相談したところ言われたのが、老化。むせるのは、誤嚥(ごえん)。本来入ってはいけない気管に、唾液、飲み物、食べ物が入るところからむせてしまう。これは、物を飲み込む時に使う喉回りの筋肉がおとろえているからなんだそうです。ちなみに、それは口の中の筋肉もそうで、舌などを動かす筋肉が衰えると、飲む込みにくくなる。また唾液を出す唾液腺も衰えてくるので、口の中がかわき、水分を補充しないとものを飲み込めないと。なので誤嚥、飲み込みの悪さを解消するためには、口の中(特に舌)、喉の筋肉を鍛える必要があると。また誤嚥を頻繁に行うと、誤嚥性肺炎になるやすい。その際、口腔に細菌が多いと発症しやすいので、口腔をできるだけキレイに保っておく必要もあると。〇のどの飲み込む力を計測するテスト 30秒間に唾液を何回飲む込めるか。 (喉仏に指をあててゴックンして 動く回数をカウント) 5回以下なら要注意。〇舌を口から出来るだけ出して、上げ下げ、回す。 あごをあげ上を向く。首をのばす。 口をできるだけ大きく開閉。 音読、歌を歌うのも良いとのこと。