ロッテの元投手、マサカリ投法で知られた、
村田兆治容疑者が、暴行容疑で逮捕されました。
羽田空港の保安検査場で、金属探知機に何度も引っかかり、
係員の肩を押したとされています。
容疑者はそれを否定しています。
村田さんには、何度かお目に
掛かったことがあり、
サインボールも頂きました。
大きな手で握手してもらった感触を今でも覚えています。
現役時代の話、そして力をいれていらした
離島の子どもたちへの野球指導のことなど、
一つ一つ丁寧に放していただき、温厚で
優しいイメージが強かっただけに、
この逮捕が信じられません。
今回は、JALのファースト客などの
専用の保安検査場でのことと伝えられています。
最近は、全く飛行機を利用していないのですけれど、
出張や帰省などでたびたび飛行機を利用する友人、
知人から、この保安検査がオリンピック前くらいから、
かなり厳しくなった、そのため時間がかかるようになった
とおしえてもらったことがあります。
オリンピック前からテロ対策に一層力が入れられ、
厳しくなったのですが、さらに2022年3月に
航空法が改正され、保安検査が義務化されました。
それ以前からも、上着、靴などの検査をする場合が
多くなったのですが、強制力がなかったため、
トラブルになるケースもあったよう。
そうしたトラブルを防止するため、
強制力を持たせるようになったのですね。
〇保安検査の義務化、受けないと、
1年以下の懲役または50万円の罰金が
科せられる場合がある。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku02_hh_000190.html 《航空法に基づく保安検査の義務化に関するお知らせ》
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/dom/220113/ 村田容疑者は、飛行機に乗り慣れているとは思いますが、
この保安検査の義務化で強制力が働くということまでは、
ご存じなかったのかもしれません。
また何度もアラームが鳴ったと報じられていますけれど、
機械の加減でそれまで反応しなかった物に反応する場合もあります。
かなり以前ですが、自分は行きの羽田で大丈夫だったのですが、
帰りの松山空港で何度も保安検査の機器にひっかかったことも。
機械の違いでもそうした反応がでるんですね。
こうしたことが起こると、ついつい検査員にあたってしまいがちですが、
検査員に問題があるわけではないので、黙って、検査を受け直す、
ひっかかっているものを自分なりに考え、対処することが大切だと
考えます。
《空港保安検査を
スムーズに通過するためのコツは?
令和4年(2022年)3月10日》
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201910/1.html 《ポケットの中には何も入れない(小銭・鍵・スマートフォンなどを取り出す)。
空港に行くときは、なるべく貴金属やアクセサリー類、
大きなバックルのベルトは身につけない。
靴は、スニーカーやパンプスなど着脱しやすいものにする。
手荷物の中に、液体物や危険物が入っていないか、事前に確認しておく。》
まだ飛行機に乗る機会はしばらくなさそうですが、
気をつけたいですね。
追記 2022年9月25日、
〇村田容疑者は保釈されました。
報道によれば、携帯電話を検査場に預けなかったため
金属探知機が何度も反応し、今回のトラブルに発展した
とのことです。