あなたは、毎日、車を運転されていますか。
最近、どこかにぶつけたり、
こすったりはしていませんか。
自分は、もうずいぶん、
運転はしていないのですけれど、
地方に住む同年代の友人、知人たちは、
通勤、日常の足として車を使っています。
そんな中、高校卒業前に免許を取り、
以来、ずっと毎日のように乗り続け、
一度も事故を起こさず、
運転も非常に上手い友人が、
先日、こんなことを告白しました。
「いや、最近、バックする時に
昔の感覚とちょっと違うんだよなー。
思い通りに運転出来ていないというか。
だからこれからは運転をなるべく控えて、
天気のいい昼間だけにしようかなと思って」。
そういえば、若い時から車に乗り、
平日、休日問わず、毎日のように
運転していた父が、退職したあと、
家の車庫に入れるとき、
ほんのちょっとですが、車の右側を
こすったことがありました。
それからしばらくして、車の運転をやめました。
今まで自分が運転してきて、培ってきた
車幅感覚、スピード感覚が失われた
と自分で気付いたというのがやめた理由。
父に限りませんが、年齢を重ねて、
何かあった時の反射能力や、運動能力の
衰えを感じ、運転を控えたり、ヤメルという人が
多いよう。
上に記した友人は、まだまだ自分よりはよっぽど
運転は上手いと思うのですが、本人にしかわからぬ
感覚の衰えに気づき、条件のよい事故を起こしにくい
時間帯、場所しか運手しないと決めたのでしょうね。
自分の能力の衰えを認めず、
車の運天をしつづけ、事故を
起こしてしまうという人も多い中、
友人のような決断ができることは
素晴らしいことだと感心しました。