本日、熟年の男性からまちがい電話が2件。間違われたさきは、熟年男性向け出版社。

2022年7月29日、午前、ちょうど、取引先への
書類を作っていたら、固定電話が鳴りました。

出たら、いきなり
「おたくのDVDだけど、あれは……」
とちょっと年配らしい男性が話し始めました。

どうやらまちがい電話のようです。

もうかなり昔になりますけれど、

弊社の電話番号は、ある製造業の会社の
電話番号ととてもにていて、よくまちがい電話が
かかってきました。

時には取引先らしいフィリピンからも。

けれど最近は、ほとんどありませんでした。

「お間違いではありませんか」と答えると、
相手は恐縮して切りました。

2分ほどしたらまた電話が。
今日11時半からの約束があったので、
その相手からかと思って出たら、
先ほどの男性。

今度は、「〇〇出版さんですか」と。

「あれ、どこかで聞いたことがある名前だな」
と思いながら、「違います。間違った所に
おかけです」と話すと、「すいません」と切れました。

気になったので、男性が告げた会社を
インターネットで探してみました。

そうしたらなんと同じ町内。
まあ電話番号が近いのでそうだと思っていましたが……。

電話番号は、最後から2番目が違うだけでした。
（相手は7，自分のところは8）

その電話番号は、個人で使っていた番号で、
会社の電話番号とは別。
（さきほどまちがい電話が多かったのは、会社の番号）

個人で使っていた番号に近い番号があったのかと
驚いたのですけれど、もっとびっくりしたのは、
その出版社。

弊社、事務所、自宅から歩いてすぐ。
毎日通るビルにありました。

で、その出版社ですが、
スポーツ新聞の広告などで
よく見かけたことがあります。

高齢の男性むけの、令和でも平成でもない、
昭和な感じの、ちょっとエロチックな内容の
本やDVDを販売しているようです。

そういえば、昔、近所の人が、
そうした会社が町内にあって、かなり儲かっている
と教えてくれたことがあります。

そこだったんですね。

で、さらに思い出したのは、
高齢者を専門にするお医者さんのお話。

その先生によれば、男性も女性も年齢を重ねても、
異性（場合によっては同性も？）に恋愛感情を
持ったり、性的な興味を持ち続けることは大切だと
の話でした。

異性、また周囲の人に感心を示さないと、
意欲が落ち、脳の働きが鈍ってしまうのだそう。

本来は、生身の人間と相対して、話をしたり、
ふれあったりするのが良いが、それが出来ない場合は、
本、写真、動画などで楽しむのも良いと。

先生曰く、「性は生なり」。

なるほどと感心したことでした。

今日、まちがい電話をかけた人も、そうした興味を持って、
問い合わせの電話をしたんだろうなーと思うと、
なぜか微笑ましく、元気をもらったようでした。