「マイペース」というフォークグループをご存じでしょうか？
1974年にリリースされ、
1975年にミリオンヒットとなった「東京」。
さびの歌詞「東京へはもう何度も行きましたね」
と伝えれば、メロディとともに「あーあの」と
記憶が蘇るかもしれませんね。
マイペースは、この「東京」という大ヒットの他、
数枚レコードを出した後、1978年に活動休止。
しかし、この2010年秋に、
活動を始めました。
ラジオＮＩＫＫＥＩから、
メンバー3人のトーク集CDが出ています。
（2010年版『東京』、『南へ』、そしてアイルランド民謡に
メンバーの森田が詞をあてた『The water is wide』の
3曲をスタジオライブ収録）
《聴く新書の新刊、2010年10月1日（金）発売！
名曲『東京』を生んだ男達 マイペースな奴ら
[CD] マイペース（伊藤 進･森田 貢・根 次男）3,150円(税込)》
http://www.radionikkei.jp/sounload/item357.html当時の思い出を語っています。
そんな彼がなぜ2010年秋に
活動を再開したのでしょうか？
それは「やり残したことがあるなと思う」
ようになったから。
《やり残してるんだよなあ、
そろそろ青春のリベンジするかって思って。》
2010年12月13日、毎日新聞。
《人生は夕方から楽しくなる：活動再開「マイペース」の森田貢さん》
http://mainichi.jp/tanokore/interview/004310.html青春のリベンジかー。
もう一つ、メインボーカルの森田さんが
活動を再開した理由。
「東京」のモデルとなった女性とは、
別の女性と結婚した森田さん。
《「そのかみさんが２年半前にがんで
亡くなりました。５０歳でした。それが
大きかったんです、マイペースの活動再開は。
生きている僕が、ぼーっとしていて
いいのかなって自問して」。》
残された者が、先にいった人の分まで、
悔いの無いように生きるというのは、
「義務」なのかもしれません。
｢東京｣。
聞き直そうかな。
《東京》（Amazon）《ゴールデン☆ベスト マイ・ペース》（Amazon）