少し前、穴埋め式で、短歌、俳句に気軽に入門する
とのエントリーを書きました。
短歌、俳句に比べ、より始めやすいのが川柳。
決まりが少ないので、敷居が低いようです。
サラリーマン川柳は毎年話題になりますし、
毎日新聞でコピーライターの仲畑貴志さんが
行っている万能川柳も長年続いています。
また、ラジオでもリスナーから川柳を
募集している番組があるようです。
そうした中、
シルバー川柳も人気なのだそう。
毎日新聞に記事が出ていました。
シルバー川柳は、公益社団法人
「全国有料老人ホーム協会」が公募した川柳作品。
協会設立20周年を記念し、2001年から始まったそう。
毎年「敬老の日」に合わせて応募作の中から、入選作を発表。
《シルバー川柳入選作品》
http://www.yurokyo.or.jp/news/silversenryu.htmlその応募も世代を超えて広がり、
また「シルバー川柳」10周年を機に入選作品を一冊にまとめた
「シルバー川柳 10年・220傑作」を平成23年1月に発行。
さらに去年、その名も「シルバー川柳」を発売。
あわせて3冊。累計55万部売れたそうです。
去年10月にはカルタも出たとか。
記事にも出ていた
「白内障術後びっくりシミとシワ」をはじめ、
入選作には、「なるほど、そうなんだ」と思い当たることや、
読むと元気が出る作品が多いですね。
俳句、短歌などもそうですが、
川柳を作ろうと考えると、
毎日が変わってきます。
毎日の生活で、題材になることはないか探す。
見つかったらそれを書き留め、どのように
表現したら、いい川柳になるか頭を使う。
さらに会などに入り、同好の士と、
お互いの作品を批評しあったり。
のんべんだらりと過すより、
生活が充実するのではないでしょうか。
そうそう、川柳と言えないと思いますが、
最近、20代と覚しき男性サラリーマンが、
居酒屋で嘆いていた言葉が面白かったですね。
「俺の年収 田中の何球分かなー」。
新聞などによれば、田中将大投手の1球分は
およそ70万円になるんだそう。
下手したら、1回分にもならないですよねー。
こんな時事に注目すると、
川柳が出来るのかも知れませんね。
《シルバー川柳:作って、読んで…世代を超えて人気に
毎日新聞 2014年02月01日 09時49分（最終更新 02月01日 10時52分）》
http://mainichi.jp/select/news/20140201k0000e040234000c.html関連エントリー
《
短歌、俳句に気軽に入門。穴埋め短歌、穴埋め川柳。頭を働かせ語彙が豊富に。》