旅館の女将さんが語る「出来る男、もてる男」とは。

先日、出張先で知り合ったのは、
ある宿泊施設の経営者。

平たい言い方をすると女将さんです。

いろいろと雑談をしたのですが、
その中で個人的にとても気になったのが、
お客さん（人物）の見定め方です。

以前にも、

客商売の方から、同じような話を
聞いたことがあります。

今回、その女将さんが語った、
良い客、いい男、さらには
出来る男、もてる男の見分け方は、
次のようなものでした。

ずばり手と足の先を見ろです。

手は指先。
とくに爪をきちんと手入れしているかどうか。

ピカピカ光っている必要はないけれど、
適度な長さに爪が切りそろえられているか。
甘皮は処理され、さかむけなどがないか。

指が太い、細い、長い短いは関係なし。

手は雄弁にその人の生活、正確を物語ると。

続いては足先。
具体的には、靴です。

高価な靴をはいている必要はありません。

誇り、泥汚れが落とされ、磨かれ、
ひももきちんと結ばれている。
かかとが踏まれていたり、靴にしわや
傷がないこと。

靴が汚い人は、大抵、体の他の部位も汚い。

物だけでなく、人間関係も同様で、
靴を踏んだりする人は他人も乱雑に扱うとのこと。

収入や地位に見合わない安物をはき、
すぐに使い捨てて、常に新しい靴をはき、
きれいに見せている人は、人への関心が
移りやすく、人間関係がどんどん変わるとのこと。

逆に古くても手入れをしっかりしている人は、
人との人間関係を大切にする人だそう。

この見立ては、上に書いた接客業の方の
意見、認識と同一でした。

手先、指先まで気を配れる
ということは、余裕の現れ。

余裕というのが、
人間関係においては、
大切なようです。

〇女性を騙しお金を引き出そうとする輩は、
　上の２つを意識して、整えているそう。
　そういう人の場合、どこかに違和感や、
　抜けている所がある。
　少しでも不審に感じたら、付き合いをすぐにやめる。

〇人間的にまだまだだと思ったら、
　まず型・外見から入れ。
　手先、指先などを整え、それから
　中身を磨け。