その内容は、ニーズとウォンツを知ることのようです。
《「ニーズ」は生活に必要なもの、ないと困るもの。
「ウォンツ」は必要とは言えないが欲しいもの、
あるとうれしいものだ。》
セミナーを開いているファイナンシャルプランナーの
加藤仁美さんは、
《「これはお金を上手に使うための魔法の言葉です」》。
セミナーでは身の回りのものを、
ニーズとウォンツのどちらかを
意識させるところから始まっています。
そして
《加藤さんは、ニーズだったら親が買い、
ウォンツは子どもがお小遣いで買うのが基本という》。
この記事を読んで、昔、自分が小さい時に、
親から言われていた言葉を思い出しました.。
「欲しいものより要るものを買え」。
大阪に住んでいた大叔母も、お小遣いをくれるときに
同様なことを話してくれました。
どうも曾祖父が話していたらしく、
もともとは商家だった我が家の
金銭教育の一つのようです。
上の記事にもあるように、
衣服、食事など必要なものは
基本的にわか家も、親が買っていました。
なのでお小遣いは、自分の欲しいものを
買うために使えるのですが、将来のことも考え、
お金をもらったら、必要性の高いものから
金を使えと教えていたのでした。
大きくなって独立し、働いてお金を
いただくようになった時、よくこの
教えを思い出しました。
若い時は、飲みに行ったり、遊びに行ったり、
はたまた趣味のものにお金を使い、ついつい
家賃、食事、税金（健康保険料、年金）など
必要なお金を後回しにしまいがち。
教えを完璧に守れた訳ではないのですが、
この教えが頭にあったおかげで、
必要なお金を払えずに失敗してしまった
ということはなかったと思います。
そう考えると、小さい時からこうした
お金に関する教育をすることはとても
大切なことでしょうね。
その意味でこうしたことを教えてくれた
両親、親戚の人に感謝します。
わが子を東大・京大現役合格、
数学オリンピック決勝進出させた、
講師歴３０年の著者が教える
一生を左右する、金銭感覚。