2018年08月27日 - 未分類 「ちびまる子ちゃん」の作者で漫画家のさくらももこさんが、乳がんのため死去していたことがわかりました。53歳でした。先ほど、テレビで速報を見たのですが、 大きなショックを受けています。同年代ということもありますが、亡くなったのが乳がんだったから。自分の周囲でも多くの友人・知人が乳がんを患っています。その多くは初期だったため、手術はしても転移もなく元気で過ごしてます。中には何度か転移している人もいますが、その都度、手術や放射線治療を行ない、快方に向かっています。けれど、手術、治療の甲斐なく、亡くなった友人も少なからず。亡くなった友人も、自分の知る限り、治療をしっかり受け、食生活、運動など最善の努力を続けていました。生と死を分けた理由。それがわかりません。乳がんではなく、別のがんで亡くなった男性の友人は、もう回復が望めなくなった時に、自分と何らかの関わりのある人を集め、お別れの会を開きました。その時、死をきっぱりと受け入れる彼の言葉、精神に大きな感銘を受けました。ただ今になって思えば、彼は皆を安心させようとそうした姿を見せ、話してくれたのかもしれないと感じてもいます。運命の理不尽さに泣きわめき怒りたかったのではないか。また思い出すのは、末期ガンの最期の姿をほとんど誰にも見せなかった友人。自分の良い時の姿を記憶、心に留めて欲しいというのが、見舞い拒否、面会謝絶の理由でした。その時は「冷たい」「水くさい」と思ったのですが、今は納得しています。なぜならその友人の考えていた通り、自分の中には、彼女が元気で朗らかな時の想い出しかないから。さくらももこさんのような同時代の有名人が亡くなると、このようにがん、病気、死など日頃は余り考えたくないことをと考えさせてくれます。さくらももこさんの漫画、エッセイには、大いに楽しませていただきました。最後にその死でも、自分に大きな気づきを与えてくれました。本当にありがとうございました。孤独を克服するがん治療〜患者と家族のための心の処方箋〜posted with ヨメレバ押川勝太郎 サンライズパブリッシング 2016-07-27 AmazonKindle楽天ブックス7net