長年の知り合いと近況報告。
1年近く、連絡をしあっていなかったので、
このコロナ禍の生活についてが中心と
なりました。
その中で、驚いたのが、
知人が1年ほど前に結婚したこと。
結婚=法律婚です。
知人は、もう20年以上も事実婚で
夫婦別姓を続けていたのに、
なんでまた法律婚にいたったのか。
理由を尋ねたところ、
いつまでも進まない夫婦別姓法を
もう待てないと思ったこと。
またパートナーがここ1年病気がちで、
入退院を繰り返し、その時に、不快な
思いをしたからとか。
パートナーに何かあったとき、
様々な治療、器具の装着などについて、
同意が必要となります。
その際煮、知人のパートナーが
入院した病院では、法律上の夫婦でないと
同意が出来ないのだそう。
つまり別姓、事実婚のパートナーでは、
患者本人にかわって同意が出来ないのですね。
現在、パートナーは元気になり、退院して
家で暮らしているのですが、今後もし、
もう一度、体調を崩して入院といった事態に
なったときのことを考え、法律婚に踏み切ったと。
知人の方が姓を変えたので、
様々な手続きをするのは、
とても大変だったとのこと。
「夫婦別姓が認められるのは
いつのことになるのか」と嘆いていた知人。
やはく制定して欲しいとは思いながら、
法律婚をしたことで、法律的な不利が
なくなったと一安心したことも事実だそうです。